大手ソーシャルゲーム開発からARという新領域へ、技術を高め探究心を満たすスタートアップの環境 【Graffity 社員インタビュー vol.5】
大手ソーシャルゲーム開発から環境を変えるため、スタートアップへ転職
——Graffityでは現在どのような業務を担当していますか?
Unityエンジニアとして開発に携わっています。リリースしたタイトルでは、『Leap Trigger』から始まり、最新のものではApple Vision Pro専用のSpatialゲーム『Ninja Gaze Typing』の開発に関わりました。そのほか、他社の業務委託での開発や、先端技術系の研究開発もしています。ゲームに限らず、ARでなにができるかということを考えて開発にあたっています。
——これまでの経歴と、GraffityにJOINした経緯について教えてください
大手のソーシャルゲーム開発・運営企業を2社経験しています。そこでは企画の立案から新機能の実装、そして品質チェックやワークフローの改善など開発まわりのサポートもやってきました。そのあと、環境を変えるために新領域にチャレンジしようと、VRのスタートアップにてVR用のSNSアプリの開発を行っていました。もともと同じころにGraffityの代表・森本からも声をかけてもらっていたのですが、タイミングが合わず……。VRのスタートアップを経験したのち、2020年にGraffityにJOINしました。
——Graffityではソーシャルゲーム開発の経験は活かせましたか?
ゲームの運用開発に関しては、1本のソーシャルゲームの運用・開発に携わった経験がないとわからないことが多いと思います。VRのスタートアップ企業に転職した際には、スマホ端末からアウトプット先が増えるだけでなく、複数機種のVRヘッドセット等サポート対象のデバイスが増えることで、これまでとのギャップがありました。ただ、ソーシャルゲーム開発の知識と経験があることで、そこにプラスされるVRやARといった差分をキャッチアップできれば十分戦えます。
成長しきっていない領域だからこそ、ARには未来がある
——なぜソーシャルゲーム開発の大手から、VRやARという新領域にチャレンジしたのですか?
「投資」だと考えています。
ちょうど自分が大学生のときに、ITはこの先10年はゴールドラッシュだと言われていました。それからスマホゲームやソーシャルゲームが出て、確かに盛り上がって大きく成長した企業が多いです。でもそれはもう終わったと思っていて、いまはみんなが次の金脈を探している状態なんですよ。
VRやARも、いますぐに儲かるというのは考えていませんでした。5年くらい勉強して、その先の10年を技術で食べていくためにどうするかということを見据えています。今ちょうど4年目に入りましたが、自分の想定している世界はまだ遠いと思っていて、この領域自体が成長したときに爆発的に需要が広がるはずです。そのときのために、今は勉強を継続して経験を積んでいます。
——ARのスタートアップでしか学べないこと、Graffityだからこそできることはありますか?
大手では「お得意さんの使っているデバイスじゃないと開発しません」という制約があるなど、ARデバイスでの開発はなかなか難しいと思います。でもスタートアップなら、新しいデバイスが出たら購入して、なにかプロダクトを作ってみようということが1カ月という短期間でも実現できます。先日も、Apple Vision Proが届かないからといって、森本が1泊3日でハワイまで直接買いに行っていました。これってスタートアップじゃないとなかなかできないと思います。こういうフットワークの軽さはスタートアップならではなので、最先端のものにチャレンジしたいという人にとって良い環境なんじゃないでしょうか。
今後も技術を研鑽し、自分自身が好きなことに集中できるように
——Graffityと自身が描く未来のビジョンを教えてください
会社としては、やはりAR開発ですね。Graffityはエンタメやゲームの開発が得意なメンバーが多いので、それらが主軸になっていきます。
私自身は、社内でもCOOの斉藤と1、2を争うコアゲーマー。小学校低学年のころからゲームが好きでした。当時はゲームボーイやスーパーファミコンの時代だったんですけど、めちゃくちゃ面白いと思った反面、自分ならこれよりも面白いものが作れると思ったんです。それがゲームプログラマーを目指したきっかけでした。だから、今後も面白いゲームをするために技術を研鑽するつもりです。
——Graffityはどんなチームですか?
ロジカルな会社だと思います。代表の森本も、COOの斉藤も、ロジックで話ができるので、人事的な評価や会社の方針の決断などに関して理不尽な判断はいままで一度もありませんでした。プロダクトの進め方なども異議があれば論理的に説明して、納得されたらそれが通るという体制です。
自分がやりたいことをロジカルに説明することができれば、すぐにゴーサインを出せるので、企画を持ち込んでアピールしたいという人にも向いていると思います。
最新のデバイスに触れ、社外への発信もできる環境
SFの世界観を実現させたい人はウェルカム
採用候補者にメッセージ
エンジニアにとって、Graffityは勉強ができる場所だと思います。
特に今はApple Vision Proで開発ができるというのが一番大きいポイントです。最新のデバイスにいち早く触って開発していきたいという人は、スタートアップに入ることをおすすめします。
Unityエンジニアで、同じ作業の繰り返しで刺激がほしいという人、スマホ運用に疲れて環境を変えたい人、新しいデバイスでゲームを作ってみたい人は、Graffityならもう少し楽に働けるかもしれません。企画がよければ、開発にそのまま着手することもあり得る体制です。
アニメや映画のようなSFをフィクションではなくすることが、ARなら実現できるはずです。例えば、『攻殻機動隊』のような世界観を現実につくりたいという人、そんな挑戦をしたい人はウェルカムです。
また、Graffityでは自分の成果を社外に発信することも積極的にやっています。リードエンジニアやシニアエンジニアに限らず、入ってすぐの人でも話せる内容があればアピールできます。技術の発信とキャッチアップに力を入れているので、自分のやってきた成果を披露したり、外のコミュニティの人と交流したいという人にとっては良い環境だと思います。
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