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タイムスリップ "SWEET16 30thAnniversary Edition"

1992年
ぼくは、まだまだ駆け出しの会社員
音楽、ロックとは遠ざかり
溢れた仕事量に溺れそうになってた頃

時が経って30年
鮮明だったり、欠落してたり、
まだらな記憶。
音と動きが頭の中でリンクしはじめた。
たぶんきっとあの時あの場所に
ぼくは居合わせていたんだろうと思います。

過ぎた時間をたぐり寄せて
そこにたどり着いてみる。

この大所帯のバンド 
ハートランドと東京ビーバップ
神奈川県民ホールでのライヴ。
心をひっかくなじみのあるリリック!
そこに施す新たな凄まじいアレンジ!!
グルーヴしまくるアンサンブル!!!

途切れることのない集中力、
時空を飛び越える破壊力、
確かな技術とセンス。

蘇る記憶のかけらに胸が心が魂が
あらためて高く高く高く舞い上がる……!!

横浜アリーナ   '93/01/24
これまで立ち合ったライヴの中でも
もっともステージから
遠い席で眺めていました。
でっかい洞穴の中
ガッツと痛みを輝きに変えた
ハートランドのサウンドに包まれて
黄金色のオーディエンスが
優雅にたなびいていたのを
覚えています。


"ミスターアウトサイド Complete Ver."
オリジナルのレコードに刻まれたサウンドは
本体から編集された後半部分だったんだな。
曲本体のタイトなサウンドの中
淀みなく流れてゆく心地よいメロディ。
音のガイドラインに沿って
佐野さんには申し訳ないけど
ぼくの中のテキトーな言葉が
心の中で踊ってます。

"時代の分水嶺となる1992年
アルバムSweet16とふたつのツアーの中で
真っ白な稲妻 忍び寄る怪しげな雲
横殴りの雨 銀色の雨の雫 
澄み渡る泣けそうなほどの青い空 
誰かの心に掛かる虹をぼくは見た。"


SWEET16 30thAnniversary Edition
リリース!どうもありがとう!!

しばらくハートランドの音と映像に
まみれていたいと思います。

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