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選択肢の壁

感覚派、理論派

あなたはどっちですか?

美容業界に限らず、
話の議題になりがちな二極論。

言い換えると右脳派と左脳派みたいな。

感覚派、右脳派と言われるサイドは
自分の感性で物事を表現するのが得意な人。
芸術やクリエイティブなことに長けていて、いわゆる天才肌とかいうタイプの人。

理論派、左脳派と言われる人は
物事の仕組みや決まりを理解するのが得意な人。
研究やエンジニア的なことが得意で、賢い、頭が良いと言われがちなタイプ。

ここで同じ質問
あなたはどっちですか?

どちらか当てはまる方があると思います。
どちらもそれぞれに優れている所も劣っていることもありますよね。

でも

どちらかなんですか?
と言うのが今回の本題。

この疑問は自分の仕事において本当に大切なことだとも思っていたりもして。

ここから自分の頭の中の話をします。

感覚派か理論派

これを投げかけられた瞬間に、2つの選択肢に縛られてしまっていることに気づきましたか?

2つの選択肢を与えられた時
そもそもどちらかを選ばなければいけないということに疑問を持つべきなんじゃないかなと。

どちらかを選択するということはもう一方でないこということを決定するということです。

日本人はカテゴライズが大好きらしいです。
僕は音楽が好きなんですけど、好きなアーティストの話をしてよく聞かれるのが
「それって何系?」
です。

時代的にもダイバーシティーとか言われてる中で、
音楽も例外なく沢山の音楽的な要素を含んだアーティストが今は国内外に当たり前にいます。
だからそういうものを「◯◯系だよ」って紹介するのが凄く拙い感じがするんです。
なのでそういう時は聴いてみることを勧めたりしてます。

だからどちらか、何かである必要なんて全くなくて、そんなことよりも両方、あるいはその物事のいい所や本質が見えてることが大事なんだと思う。

このことを感覚と理論の話に戻して自分の頭の中をまとめると、

感覚は理論で説明できるようにして、理論は感覚で使えるようにする

っていうことです。

感覚か理論
どちらか一方で造ったものには絶対に「隙」があります。
雰囲気は良いけど構成や処理が甘かったり、
綺麗に切れてるけどお洒落じゃなかったり。
その隙を埋めていくには、いずれかを極めるだけでは足りないんだと思ってます。

クオリティーの高いものがどういうものなのか、なんとなく見えてきましたか?

行き詰まりを感じたら常識を疑うこと

選択肢、固定観念、既成概念の壁を破れば次のステップが見えて来るかもですね。僕も破れるように頑張ります。

っていうお話でした。

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