こころを開いて
早朝の忙しい時間。
私は、観葉植物を落っことした。石を拾い上げた瞬間。
私は石の愛を感じた。「心を開きなさい」「仕事を愛しなさい」と私に伝えた。
2月5日 東京はすごい雪が降った。
雪の輝きで私の住んでる街は、いつもより明るかった。強く吹き付ける風が白い雪を吹雪かせ、雷が黄色い大きな光を浮き上がらせた。希望の光と躍動する風が、「裁きや囚われから、自分を解放し、自由を手に入れよ」と叫んだ。
2月20日 東京はとても暖かい日になった。
ランチを食べ終わり職場に戻る道のりで、黄色と水色の蝶を見かけた。
光と風がひらりと舞う。
季節ハズレのかめ虫が、「焦らないで、ゆっくり生きなさい」と私に伝えてどこかへ行ってしまった。
私は、忙しさに自分の存在価値を見出さないで、自分と向き合う時間を増やしてゆきたいと感じた。