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外国語あれこれ②

外国語に関するあれこれのメモ。
日本語に直訳するとおもしろい慣用句とか。

◆Viajando na maionese.
ぼーっとして意識がどっかに行ってるときに使うポルトガル語の表現。(授業聞いてないときとか)
直訳すると"マヨネーズで旅してる"、たぶんマヨネーズにまたがって飛んで旅してる感じ。


◆ブラジル人に「おやじギャグ」という単語を教えたら、ポルトガル語で「piada de tiozãoというよ」と教えてもらった。直訳すると"めっちゃおじさんのジョーク"。英語でも「Dad joke」と言う。おやじギャグは世界共通?


◆「Aさんしかわからない」って、Aさんはわかってるってことだよね。これは欧州系言語を母語とする日本語学習者にとってめちゃめちゃ複雑だなと思った。「Aさんしかわかる」って言っちゃうな。

Only A-san understands. (英語)
Solo A-san sabe. (スペイン語)

わからないって言ってるくせにわかるって、罠だ。


◆decir sin anestesia(スペイン語)
言葉を選ばずに言うことを「麻酔なしで言う」と言うらしい。おもろ さぞ痛かろう。


◆Tengo el culo lleno de pregunta(スペイン語)
直訳すると"ケツが疑問でいっぱい"だけど、意味は「全然わからないこと」「ハテナがいっぱい」みたいな感じらしい。

教えてくれたアルゼンチン人は「普通の人は(クエスチョンマークが埋め尽くされるのは)頭までね、でもアルゼンチン人はお尻までいく hahaha」と言っておりました。


◆ 「親の脛をかじる」をスペイン語ではchupa sangre、つまり"血を吸う"と言うらしい。日本語と概念はいっしょだね。

日本人は南米と比べて自立すべきが強い文化だなと思っていて、もしかしたらこの表現ないのでは…?と思っていた。やはり限度はあるということか。


◆ スペイン語で水がちょろちょろ出てることをchorroつまり"チョーロ(rroは巻き舌)"と言うらしい。似てるすぎて覚えた。

◆ブラジル人が話す日本語はまぁるく聞こえて、心地いいなと感じることがある。ポルトガル語の鼻音の影響だと思う。

でも、ブラジル人の友人いわく「スペイン語話者が話すポルトガル語は、スペイン語訛りがあってかわいい」と言っていて、私のポルトガル語もスペイン語の癖が出ているらしい。ぺらぺらじゃないけど、影響を受けるくらいにはスペイン語話せるのかと嬉しくなった。

◆スペイン語には「運命の人」みたいな意味でmedia naranjaという言葉がある。日本語に直訳すると"半分のミカン"。自分の片割れ、二人で一つみたいな意味をもつ。Dónde estará mi media naranja?

◆ブラジル人と大麻の話になって「日本では隠語で"ミドリ"って言うんだよ」と教えたら「ほんと?ポルトガル語でもverde(ミドリ)だよ笑」と教えてもらった。


◆熟睡することをスペイン語で「Dormir como una piedra.(石のように寝る)」と表現する。



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