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2020年産甲州 発売

お待たせいたしました!2020年産甲州の瓶詰めが一段落し、新ヴィンテージがリリースとなりました。
グレイスワインの甲州は、山梨県内の二ヶ所の産地から、畑の味わいを表現していることが特徴です。

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1. 茅ヶ岳甲州
最も繊細な甲州は、勝沼から北西に40㎞離れた、茅ヶ岳山麓の冷涼な畑から造られます。

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2. グレイス甲州
勝沼の標高400m以上のブドウにこだわった甲州。白桃や洋ナシのような香りがあります。18ヶ国に輸出され、世界の厳しい市場の中で生き残ってきた甲州です。

グレイス甲州


3. 菱山畑
勝沼で最も標高が高く、花崗岩質などの多様な土壌特性を持つ菱山畑。スモーキーと感じるくらいのミネラル感と複雑さが特徴です。

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4. 鳥居平畑
小さなエリアでありながら、歴史・標高・南西向き斜面・水はけのよい礫質土壌を兼ね備え、銘産地とされてきました。凝縮度の高い味わいと余韻をお楽しみいただけます。「プライベートリザーブ」は、鳥居平地区のブドウをさらに厳選しています。

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5.  グリド甲州
白ワイン甲州を日用へという思いが込められた、リージョナルワイン。

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私自身は、故郷の風土とともに、甲州の良さをボトルの中に閉じ込めたいと思っています。甲州の魅力とは、繊細で凛とした、ピュアな味わいにあると感じています。ありのままを醸すというよりも、その良さを最大限に引き出す造りは、家族代々に受け継がれてきた甲州への深い愛情があればこそと思っています。2020年産もグレイスならではの味わいに仕上がりました。

オンラインショップでは、ナチュラルチーズとのおつまみセットもご好評をいただいています🧀
https://www.grace-wine.com/shop/

🍷2020年ヴィンテージについて
暖かな冬から春へと季節が移ろい、ブドウの芽吹きは良好でした。その後、開花・結実期までは適雨、多照でブドウは順調に成長しました。一転、梅雨のシーズンになると記録的な長雨、日照不足により、ブドウの生育は停滞しましたが、適切な防除と笠かけを施したところではわずかな被害で済みました。 
梅雨が明け、本格的な夏のシーズンに入るとそれまでの日照不足を補うかのような好天が続き、遅延していたブドウの成熟も徐々に回復、甲州の収穫開始は例年並みとなりました 。
9月の秋雨や10月の台風14号の影響があり、収穫後半まで気の抜けないシーズンとなりましたが、病果を摘粒しながら適切な熟期までブドウを管理し、一房一房丁寧に収穫したおかげで、収穫量は減ったものの、健全なブドウで仕込むことが出来ました。

🌼ブドウ畑の今…芽吹きが始まりました。

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