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ワイナリーお母さんのレシピ④ロゼ色の鱒のフリット

今週の山梨は日差しの強い一週間でした。
来週からは、芽かき作業を進めていく予定です。芽かきの作業で摘んだ芽は、地元では天ぷらや胡麻和えにして、甲州と一緒に楽しみます。

今日は、発売したばかりの「ロゼ ブリュットナチュール」に合わせて、ワイナリーお母さんにフリットを作ってもらいました。


水の代わりとしてビールを衣に使うことがあるそうなのですが、こちらは、スパークリングワインを使ったレシピです。

最近、酪農家さんたちが困っているというニュースを聞くことが多く、進んで牛乳を消費するようにしているのですが、こちらのレシピも天ぷらではなく、牛乳を使うフリットを選んでみました。

海が無い山梨のレストランでは、鮭よりも、甲斐サーモンなどの山梨ならではの鱒をよく見かけます。季節のお野菜と是非お楽しみください。

鱒のフリット 材料

【材料】
小麦粉 125g 
卵黄 1個分 
牛乳 20cc 
水もしくはスパークリングワイン 150cc
(スパークリングワインを使用すると、からっと上がり、ほのかにイーストのニュアンスも入り複雑味が増します。) 
卵白1個分 
塩小さじ1/2 
鱒 200g 
山菜適量(今回はワラビ・うど)

【作り方】
① 小麦粉、卵黄、牛乳、スパークリングワイン、塩少々を混ぜて1-2時間サランラップをして寝かしておく。

② ますは塩コショウを振り、下準備をしておく。

③ 生のワラビの場合は、灰(重曹)をまぶし、熱湯をかけ、あく抜きを行う。ウドは土を落とし、食べやすい大きさに切る。柔らかいウドの新芽も食べられるので使ってしまいましょう。

④ ボールで卵白を入れて、硬く泡立てる。①と静かに泡を無くさないように混ぜ合わせて、フリッターの生地を作る。

⑤ 山菜は小麦につけないでフリッター生地をつけて揚げる。
鱒は小麦をつけてフリッター生地をたっぷりつけて揚げる。

鱒のフリット2


スパークリングワインは、一度開栓してしまうと、ガスが抜けていってしまうので、1日で飲み切らないといけないのですか?という質問を受けることがあります。
瓶内二次発酵なので、泡のクリーミーさやきめ細やかさも楽しんで頂きたいという気持ちもあるのですが、良いスパークリングワインは、泡が無くなってもしっかり味わいがあると言います。寧ろ、泡で何となく隠されていた、ブドウや原酒の輪郭がはっきりしてくることがあると思っています。

以前、フランスのシャンパーニュ地方で研修をしていたとき、瓶内二次発酵をさせる前のワインだけを持ち寄った試飲会も行われていました。

スパークリングワインであっても、原料となるブドウや原酒となるワインがどれだけ大切かを学ばせてもらいました。

瓶内二次発酵をさせる前のベースとなるワインにこだわった「ロゼ ブリュットナチュール」も、やはり泡が無くなってもしみじみと味わって頂くことができるワインです。

ロゼブリュットナチュール


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