見出し画像

読むグレイス③ロゼのおはなし

眩しい太陽を感じると、ロゼの季節がやってきた!と感じます。

小学生の頃、社会科見学でシャトーメルシャンにお伺いしたことがありました。
小学校の社会科見学でワイナリーとは、勝沼ならではと思うのですが、よく覚えていることがあります。
案内してくださったお兄さんに「白と赤に加えて、もう一種類は何ですか?」と質問を受け、「ロゼ!」と答えました。
今考えると、あのときから、白・赤・ロゼに、私自身は明確な違いを感じていたのだなあと思います。
今は、オレンジワインというワインのカテゴリーが生まれたり、白や赤といった境界線がぼんやりとしてきており、それがまた、ファッショナブルにも感じられるのですが、その一方で、白ワインの良さがあったり、ロゼらしかったりする真っ当であることの重要性も感じています。

5年ほど前、世界はロゼワインブームに沸きました。世界のワイン市場の中心と言われるロンドンのワインショップでは、一番目立つ棚にロゼ、ロゼ、ロゼ。
ニューヨークを訪ねれば、ルーフトップバーでロゼを飲むのが最高にクールだと言われるような時代でした。ワイナリーの店頭で接客しているとき、お客様から「ロゼはありませんか?」と聞かれると、ワインに詳しい方であろうと予想したものでした。ロゼブームは、一時的なものとして過ぎ去るのではなく、定着したように感じています。

日本でもお花見の季節を中心に、楽しまれ始めたロゼですが、青い空が広がると、夏の到来を太陽が告げてくれているようで、ロゼが恋しくなります。フランス人が良く使うフレーズに、“Profite bien du soleil!” (太陽を思いっきり楽しんで!)という言葉がありました。

フランス人は、太陽が大好き。ボルドーに留学していた時、夏になると、フランス人が一斉に外のテラスで食事とワインを楽しむ姿が見られました。女性たちも肌を小麦色にこんがり焼き、夏を楽しみます。

テラスでの食事のおともは、ロゼワインでした。留学をしていた15年前、日本でロゼというと、巨峰のような食用ブドウから造られる甘口が多く、私にとって、フランスで楽しまれているような辛口のロゼは珍しいものでした。この経験は、のちに「グレイスロゼ」というワインが誕生するきっかけとなりました。
ジューンブライドという言葉があるように、フランスでは6月の晴天率が高く、夏が長く感じられました。夏になると、白ワインよりもロゼワインを親しむフランスの習慣に触発されたのです。

ボルドーでも、赤ワイン用のブドウ品種から辛口のロゼが造られていますが、現在、特に人気を博しているのは、南フランスで造られる淡いピンク色をしたロゼ。個人的には、そのスタイルよりも、もう少し複雑な味わいを持つロゼが好みで、パレットという産地で「シャトーシモーヌ」というワイナリーが造るロゼを飲んだ時には衝撃を受けました。白と赤の中間というイメージは無く、しっかりとした個性に目を見張りました。

バンドールというワイン産地を旅した時にも、気に入ったロゼを買って帰り、ボルドーの自宅で薬味とリコッタチーズの入ったお蕎麦を作って、ロゼに合わせたらとても美味しかったことも良い思い出です。
ブルゴーニュのピノノワールから造られるロゼにもお気に入りを見つけ、高価なブルゴーニュの赤ワインには手が届かなくても、ロゼでもこれほどに満足感があるとは、とうきうきしたものでした。

ロゼワインとともに思い出すのは、友人たちと家で食卓を囲む楽しさです。勉強で苦労をしていたせいか、フランスで過ごした3年間の良き思い出は、日常の中に存在しました。何か特別なことは無くても、美味しいワインと仲間がいれば幸せなのだと教えてくれた日々に感謝しています。

そんなロゼへの思いもあり、少しでも楽しい食卓を提供できないかと考え、オンラインショップでは、「グレイスロゼ」に合わせて、夏野菜のセットが登場です。

日照を浴びた山梨の野菜は、力強い味わいをしています。
勝沼・明野で育てた自家菜園の無農薬野菜を、4~5種類ほど詰め合わせてお届けします。

なす・きゅうり・トマト・ジャガイモ・ゴーヤ・オクラ・ししとう・かぼちゃ・ズッキーニなど、日替わりとなります。

単一畑で育てた低収量のブドウの味わいがしっかりと感じられるロゼとお楽しみください。

https://www.grace-wine.com/shop/products/detail/58

また、同じく新登場になるのは、北海道のおこっぺ町より、ノースプレインファームさんの「おこっぺハードチーズ」と、オンラインショップでもリピートしてくださる方が高い「ロゼ ブリュットナチュール」とのセットです。

ノースプレインファームさんでは、自然そのままのおこっぺ牛乳の味を生かした製品づくりを行っていらっしゃり、「おこっぺハードチーズ」は、チーズのラインナップの中でも、熟成期間が長いことから、今回は、36ヶ月の熟成を経た「ロゼ ブリュットナチュール」と合わせてみました。

ノースプレインファームさんのごまかしのない、安全で美味しい牛乳。
牛乳も本当においしいのですが、ヨーグルトやバター、チーズも、その味をそのままに作られています。

牧草に化成肥料を使わず、一頭一頭の牛たちの個性を大切に、健康な牛達から生まれた美味しい牛乳を、乳製品として加工しています。
私も早速、一つ購入してしまいました。

https://www.grace-wine.com/shop/products/detail/59

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
20
1923年に山梨県勝沼町に創業した家族経営ワイナリー、グレイスワインの公式ノートページです。 http://www.grace-wine.com
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。