年末のご挨拶
本年も格別のご厚情を賜り、心より御礼申し上げます。
今年は、ワイナリーの顔でもあった『キュヴェ三澤 明野甲州』が『三澤甲州』と名前も新たに再出発し、グレイスワインにとって大きな挑戦の年となりました。多くの皆様にお支えいただきましたことに深く感謝申し上げます。
私個人にとっても、『三澤甲州』を造ったことで祖父や父の歩みを近くに感じることが出来ました。
ただの技術者である私の小さな世界が捉えている甲州と、祖父が文化という広い視野の中で大切にしてきた甲州、父の自然観の中で明確にされていた甲州とは、どこかで距離を感じていたのだと思います。
自然を包み込み、ワイン造りの文化を背景にした『三澤甲州』が語らずとも、初めて私たち3人を本当に結びつけてくれたような気がしています。
一つ一つの決断についてきてくれたチームにもとても感謝しています。
また、今年は読売新聞（山梨版）の連載に加え、マリクレール（WEB）のライフスタイル記事も担当させていただくなど、執筆のお仕事もいただきました。今年最後の記事は、貴腐ワインについて書かせていただいています。
ひとつひとつ真摯に学びながら、読者の皆様やお客様との距離を縮めていくことができるよう努力していきたいと思います。
よろしければ、今年取材いただきましたNHK WORLDもご覧ください。
ワインにも造詣の深いロバートキャンベル先生のコーナー”Face to Face”に出演させていただきました。
ワイナリー、オンラインショップともに1月4日までお休みをいただきます。
甲州、ロゼなどほとんどの銘柄で品切れが続いており、誠に申し訳ございません。
新ヴィンテージの瓶詰めは、来年3月以降を予定しております。もうしばらくお待ちいただけますようお願い申し上げます。
本年もグレイスワインをご愛顧くださり、誠にありがとうございました。
どうぞ良い新年をお迎えくださいませ。
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