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不安の正体を知ること

■今、どう考え どう生きていくか。

     未来のために


ブログご訪問ありがとうございます。


只今 本を執筆中。

詳細については時期がきたら

告知させていただきます。


● 「不安」の正体を知ること

最近、よくあるご相談の内容が

「不安」について。

これまでに経験したことのない事態になり

1人で家にこもっていたり、

もしくは

リモワークにならず

いやがおうでも

会社に出勤しなければ

ならなかったり、

ずっと朝から晩まで家族と一緒にいることに

息苦しさをおぼえたり、、、

いつもと違う生活ペースや

世間の目に見えないウィルスの蔓延に

ストレスを感じて

精神のバランスを崩されている方が

多いようです。


「世間がこういうことになって

仕事もこれからの生活も、自分の将来も

不安でしかたありません」 と・・・。

しかし、

その不安とは

具体的にどのようなものなのでしょうか?

色々な方とお話してみて

結構、見受けられるのは

それを明確にはっきりと自覚しないまま

心と頭が不安でいっぱいになって

しまっていることがあるんですよね・・・

禅の言葉で

「達磨安心」(だるまあんじん)

という言葉があります。

達磨(だるま)という人物は

インドから中国に渡って

禅を広めた人です。

ある日、達磨が禅の修行をしていると

1人の修行者が現れて達磨に言いました。

修行者:

「私はいくら修行を重ねても不安で不安で

仕方ありません。どうしたら安心を得られるでしょうか?」

達磨:

「それならば、私があなたを安心させてあげるからあなたが言う[不安]を持ってきて、

どんなものか私に見せてくれるか?」

と、答えました。

そう言われた修行者はものすごく考えた挙げ句

「不安を持ってきて、お見せすることはできません。」

と、答えました。

達磨:

「そもそもお前には、[不安]などなかった。

だから、安心するがいい」

この達磨の言葉を聞いて

修行者はやっと安心を得ることができました。

要するに自分で「不安」という

妄想を作り出して

それを思い悩んでいたことに

気づいたのでした。

見えない不安は

どんどん膨らんでいきます。

もしも今、

もやっと頭のどこかに

「不安」があれば、

不安に押しつぶされそうになったら

「何が不安なのか」を

紙に書き出してみるとよいです。

それが具体的にわかることで

次の行動が見えてきたり

思考の持ち方を見直すことができます。

不安の正体がわかると

むやみに「不安」に振り回されなくなりますよ〜


実はこう書いている私も

不安におそわれたときは

よく紙に書き出して

それを燃やしたりしているんです。

その燃えカスを水に流したあとに

いつも思うのが

何ひとつ

現実に起こってもないことに

思考をとらわれていた!!!

って思います(笑)

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◆私は長生きをした。

 この間 多くの不安を抱えてきたが、

 そのほとんどは現実に起こらなかった。

  ー作家 マーク・トウェインー

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