渾身の転職が失敗して感じたこと

今はアーカイブにしていますが
このnoteでの1番最初の自己紹介投稿の内容に

履歴書の職歴欄に
書ききれないくらいの
仕事をしてきました。

という文章を書きました。

高卒で働き始めて今年で10年目。
沢山の職業や職場で働いてきました。

その中でも特に、
某フリマアプリのカスタマー業務から転職して
去年の10月に入社したサイバーエージェントの
子会社の広告代理業務を2ヶ月で退職したことと

今年の1月に広告代理業務での反省材料から
全身全霊で挑んで負けたGREEの関連会社。

去年の年末から今年の始めにかけての
この2つの挑戦は間違いなく何年後かに振り返ってもターニングポイントであることは変わらないと思うので

まだ感覚が冷めぬうちに文字に起こすとともに
たまたまこれを見てくれた方で
就活や転職に何かヒントを
与えられれば幸いかなと思います。

先にここで
今回の記事の結論とも言える
ワードを断片的にですが紹介します。

『面接をしてくれたのは女性の方だったんですけど
 その人と話した瞬間に
 全然自分と違う人種だと思ったんですよ。
 精神的に違う人たちと
 生きていくのは絶対無理だと思ったし
 自分には音楽しかないんだというのを
 その瞬間悟りましたね。』

▶︎ サカナクション 山口一郎談  
『自分と波長の合う相手を選ぼう
自分は変えられても他人は変えられない。』

▶︎ Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法 より
『You can’t connect the dots looking forward
you can only connect them looking backwards.』
将来を見据えて
点と点を結びつけることはできません。
後で振り返って見たときにしか
点と点を結びつけることはできないのです

▶︎ スティーブ・ジョブズ 2005/6/12
  スタンフォード大学卒業式スピーチ
より

これから綴ることは
誰が良い悪いとかそういう話しではないです。

仕事は結果として
誰かのために役立つことはありますが
仕事は自分のためにするものです。

この混沌とした社会の中で
自分を磨耗させて擦り切れるような生活を
どうか送らないで欲しいと思います。

まずは山口一郎氏の
自分と違う人種について。
これは広告代理業務の時に感じたことです。

僕は幼少の頃の生い立ちの影響で
マイノリティであることが一個人として
存在意義があるとずっと考えてきました。

某フリマアプリから
この広告代理業務へ転職したのは
現状からの脱皮とマイノリティであること

そしてマイノリティであることから
将来を見据えたときに
自分に備えておくべきスキルを
身に付けるためのビジョンからの逆算でした。

転職後は、
100%自分の希望する業務に
従事できていたわけではありませんでしたが

自分の知らない知識やスキルに触れることができて
すごくワクワクしながら仕事をしていました。

何よりも業務のアプローチやプロセス、
結果に対して相応のファクトとロジックが伴っていて
一つ一つの業務のボリュームが多く
短期間でしたが自身にかなりの
情報を詰め込むことができました。

余談ですが、
当時僕はBI(ビジネスインテリジェンス)と呼ばれる
サービスを世に送り出した後や
社内部の業務のトラッキングなどの

分析や検証を行い
会社の指針や方針を担う業務を学びたかったです😢

話を戻しますが、
僕はこの10年生活費を工面するめだけに
ただ働いてきたわけではないです。

職歴の数だけその職業職場に携わる人達との
関係数が比例して増えてきます。

その分同年代の中でも
一際多くの人と関わってきたつもりなので
一際嗅覚が働きます。マジで。

退職を早々に決めたのは職場環境でした。
特に人間関係が悪いわけではなかったのですが

職場に蔓延る温度感や空気が
どうしても僕に合わなかったのです。
職場特有の体質とでもいうのか...

山口一郎氏が僕が思っていたことを
全くそのまま言語化してくれていたので
そのまま拝借させてもらいました。

これ以上でも以下でもなく
どん真ん中のそれでした。

先述にあるとおり
良い悪いの話しではありません。

どんなに優れたシステムやツールがあっても
結局それを落とし込んでもらうのは『人』なので

そこにある程度の覇気って必要だと思うんですよね
すごく定性的な表現で申し訳ないですが...

その広告代理業務の現場に対して思ったのは
時間の無駄だなということでした。

ここで2つめの名著Think clearlyから
『自分は変えられても相手は変えられない。』です。

何度も言うように良い悪いの話しではないです。

自分の嗅覚で感じた『何か違う。』
というネガティブな違和感。

僕が入社する前から
その職場の体質は変わっていないし
僕が入社してからも変わっていないし

それで上手く回っているんだから
みんな特にコテ入れしようとも思わない。

だったら僕が特に先陣切って
自身を磨耗して改善に乗り出す
価値ってないなと思って早々退社に至りました。

体質の根本はプラスではないと
個人的には思っているのでそのうち職場内で...

そして、
12月の中頃からサブで生活費を工面しつつ
就活を再度始めました。

ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力

みなさんはこの本を読んだことありますか?
もしくは著者の塩田 元規氏は知っていますか?

アカツキというベンチャー企業の社長なのですが
現在終幕に差し掛かっているであろう
ロジカルシンキングの時代の次のステップ

それがハートドリブン

ネタバレになっちゃうので
興味ある人は是非読んでみてください。

ここで最後の
『You can’t connect the dots looking forward
you can only connect them looking backwards.』
将来を見据えて
点と点を結びつけることはできません。
後で振り返って見たときにしか
点と点を結びつけることはできないのです。
を取り上げます。

もうこれはめちゃくちゃ有名ですね。

広告代理業務の次に挑んだのが
あのGREEの関連会社なのですが

まさにこのハートドリブンを
体現している会社でした。

社員がベストパフォーマンスを発揮出来る環境を
会社が作れるように立ち回りしていました。

現場ファーストと言うか
社員ファーストと言うか
とても好感の持てる会社でした。

面接も定型的なものだけでなく、
ハートドリブンを測るようなものがあり
面接はその会社に触れる入り口なので
その入り口の段階でその会社の体質や
温度感を垣間見れたのも好感を持てました。

ウチはこう言うものを大事にしています。

それをハッキリと輪郭も中身も
伴った言葉で返してくれました。

この会社は最終試験まで漕ぎ着けたのですが
最終的には恐らく筆記テストの結果が
思わしくなかったのかなと思います。

僕は極度の勉強嫌いで、
高校の入試もホントのホントに
一切勉強しませんでした。

自分の偏差値内で受かりそうな学校の
一番上の偏差値の学校を選び
かろうじて合格したほどです。

どのくらい入試対策をしなかったと言うと
両親に勉強をしていないことをバレないようにする
ことを勉強してたぐらいです。

勉強をしてないのをバレないようにするために
教科書や参考書を開き
それ以外はマンガやゲーム三昧でしたw

ジョブズの言う点と点の結びつきは
この時に限っては過去が祟るような結びつきでしたw

これに関しては苦笑いしか出ませんでした。
嫌いな食べ物をなんとか克服しろと言われても
そう簡単にポンポンと克服できるものではないです。

このときはたまたまクリティカルポイントを
えぐられましたね降参です😂

けども、最終試験まで漕ぎ着けたと言うことは
勉学以外の部分については一定以上の
評価をしてもらえたので
これまで思考してきたことや
培ってきたものはこの先もを通用すると確信しました。

点と点が結び付きによる可能性は測りしれませんが
ポイントポイントで見たときは
その点の結果以上のことはできないのです。

そしてジョブズが言うように
将来を逆算して点を作っていくこともできないのです。

上述のアカツキ代表の塩田さんも著書の中で
マインドフルネスの事を書いていました。

過去の未練や執着や
未来の不安に怯えるのではなく
今目の前のことに集中すること
これがマインドフルネスです。

スティーブ・ジョブズは生い立ちの影響で
宗教の問題や東洋思想に関心が強く
禅の思想に傾倒していたと言われます。

山口一郎氏を見ても
現在は度々体調を崩すほどの多忙ぶり
サカナションのストーリーや
山口一郎氏のどのインタビュー記事を読んでも

その時その時の環境に対して真剣に向き合う。
向き合っているからこそ点と点が結び付いて
それがビジョンになる。

強烈なのは、
ホリエモンこと堀江貴文氏は
将来のビジョンなんかは要らない
って言ってます。

1ヶ月2ヶ月先のことであれば傾向から
予想は出来るかもしれないけど
現代から見る将来なんて
天文学的な話しでどうこうなるものではない。
と言ってます。

よく、安い内容の自己啓発本にはペテン師が如く
君たちの未来は可能性で溢れているとか書かれてます。

間違いではないけど
その前に足元見ろやって話で

こう言う各業界で第一線を張ってる人達を見ても
自分も経験から見ても

外部の環境が自分を幸せにしてくれることはない
ということ。

すなわち、
会社は自分たちを幸せにはしてくれません。

今目の前ことに集中してベストを尽くす。
地道に残っていった点と点が結びついたときに
初めて何かが起きる。

近道なんてないってことです。
この考えはジェームス・W・ヤングほ
アイデアのつくり方と言う本が役立ちます。
15分あれば読みきれますが
めちゃくちゃ内容濃いです。

僕は現在、
アイデンティティやマイノリティと言った
自分の強みだと思っていた
初期衝動的なものだけで戦うのが
手詰まりになってきています。

ただ、上述にあるように
GREEの関連会社に落ちた時に
最終試験まで漕ぎ着けたことで
これまでの思考や経験は一定以上の評価と
間違っていないことを認識できたので
その使い方だったり思考をソリッドにするために
ミニマリズムを取り入れ再構築しています。
都合よく言えば充電期間中です。

これから転職や就活を考えている人や
もうすでにしている人は下記のポイントを
是非考えてみてください

・自分は何がしたいのか
・自分は何が得意で何が苦手か
・したいことが無くても問題ない

 ▶︎ 今自分にできることに集中と尽力しよう
・行動しながら考えよう
 ▶︎ 行動しているうちに何かポツンと勝手に閃く
・その閃きこそが点になる
 ▶︎ 行動を繰り返えさなければ点は線にならない

難しく考える必要はないです。

気になる企業の説明会があればまずは行ってみる。
その企業に近い体質の企業があれば
その企業の説明会にも行って見比べてみる。

こんな具合です。
2、3社同じ業界の企業の
説明会に参加すれば流石に何か感じるはずです。

その感じたことが点の起点になります。
起点を起点で終わらせるか点に完成させるか。

それはまずは行動の量で変わると思います。
最初はガムシャラでいいです。
ただし、自分で考える習慣をつけましょう。
なので、行動しながら考える。

思考の数と行動はなかなか比例しませんが
行動の数と思考は比例させることはできます。

今思うと、林先生の

いつやるの?今でしょ

これって結構強烈なメッセージですね。

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