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5月24日は「世界統合失調症デー」統合失調症に関するゼネラルパートナーズの取り組みを紹介します #1

こんにちは。ゼネラルパートナーズ広報室の前山です。

5月24日は「世界統合失調症デー」。統合失調症は、脳の様々な働きをまとめることが難しくなり、幻覚や妄想などの症状が起こる病気です。そのため気分や行動、人間関係などに影響が出てきます。日本での統合失調症の患者数は約80万人といわれています。また、世界各国の報告をまとめると、生涯のうちに統合失調症を発症する人は全体の人口の0.7%と推計され、100人に1人弱。統合失調症は身近な病気といえます。※厚労省HPより

「世界統合失調症デー」の本日は、統合失調症に関するゼネラルパートナーズの取り組みを紹介します。

ゼネラルパートナーズが運営する就労移行支援事業所は、障害・症状別でコースが分かれており、「atGPジョブトレお茶の水」には、統合失調症コースと難病コースがあります。

「atGPジョブトレお茶の水」統合失調症コースは、統合失調症に特化した就労移行支援事業所です。「atGPジョブトレお茶の水」統合失調症コース(旧リドアーズ)は、2016年に東京都・お茶の水に開所し、6年目となりました。

統合失調症コースには、約20名の統合失調症や統合失調感情障害の診断を受けた方が通所しています。PC研修やビジネスマナー研修といった研修はもちろんですが、自分自身の体調や気持ちとの向き合い方を学ぶセルフマネジメント研修やストレスマネジメント研修にも力を入れています。通所をしながら生活リズムを整え、研修や面談、独自のワークシートを活用しながら自分と向き合い、就職に向けてのスキルを身に着け、約1年から2年ほどかけて就職されています。

セルフマネジメント研修では、症状について体系的に整理・理解することで、症状との付き合い方を学んだり、自分自身の強みや希望などを言語化し、自分自身と向き合い、今後の生き方を考えたりしています。同じ診断名をもつ仲間がたくさんいるからこそ、統合失調症というものについての捉え方や考え方、症状や生活上の悩みなどを相談しやすく、グループワークや少人数での座談会も頻繁に行っています。実際に就職し活躍されている統合失調症の診断のある先輩からのお話を聴く機会も定期的に設けています。

■統合失調症の卒業生の就職事例

■就労移行支援事業所「atGPジョブトレお茶の水」施設長の紹介

染野あゆみ(そめの あゆみ)

2019年6月から株式会社ゼネラルパートナーズが運営する就労移行支援事業所「旧リドアーズ」(統合失調症の方専門)、「旧ベネファイ」(難病の方専門)の副施設長を経て、2020年4月より同施設にて施設長として従事。
染野あゆみのストーリー

染野施設長のコメント
日々、ご通所者のみなさまと関わらせていただき、楽しい時間を共有させていただいております。統合失調症という疾病はまだ偏見も根強く、就労にも壁を感じることは多々ありますが、就職されご活躍されている方もたくさんいらっしゃいます。統合失調症についての正しい理解が広まり、誰もがより生きやすく、働きやすくなることを願っていますし、私たちもその一助になれるよう頑張ります。

就労移行支援事業所への通所を考えの統合失調症の方、障害者雇用をお考えの企業など、統合失調症に関するお悩みやご相談は、お気軽に「atGPジョブトレお茶の水」までお問い合わせください。

atGPジョブトレお茶の水」という就労移行支援事業所について知っていただくことができたでしょうか?

次回は、統合失調症に関するゼネラルパートナーズの取り組み、第2弾として、障害のある方の日常に関わる様々な情報を、分かりやすく発信するライフスタイルメディア「Media116」で発信された読者に人気の統合失調症に関する記事を紹介します!



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