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痩せる目的を明確に


「痩せたいんだけどどうすればいい?」

こんな質問を唐突にしてくる方は大勢います。
聞いていただけることは嬉しいのですがいきなりこんな質問をされると

・普段どんな食生活なのか
・運動習慣はどれくらいなのか
・デスクワークなのか外勤務が多いのか
・今現時点でなにか取り組んでることはあるのか

などなど、こちらからヒアリングすることが溢れるほど出てきます。

逆に言うと上記のことを踏まえた上で、
・どんなスタイルになりたいのか
・そもそもなぜ痩せたいのか

この2点だけでも明確にしてほしいなーと思います。

なぜかと言うと、当の本人がその目標が明確じゃないと何のために頑張るのかがわからなくなるはずだからです。
そうなると、痩せるために取り組んでも続かなくなる可能性は非常に高いのです。

なので、痩せる目的を明確にすることは非常に重要なんです。
さらに言ってしまうと、ジムでよく見る例として

「ただ走っている人」

いまこの記事を読んでいる方の中に、もし痩せることを目的にジムでほぼ走っているだけの方がいたら今すぐやめた方がいいと言っても過言ではないです。

他にも、ジムに来たらまず30分前後(もしくはそれ以上)走り、走り終わった後にウエイトマシンでトレーニングを始める人、2時間近くただひたすらに走り続けてる人もかなり見ますが、おそらく何も考えずにやっているのではないか、、など疑問に思う場面が多々ありました。

これらがなぜそう思うかと言うと、それら全てを「痩せることを目的」にしているのであれば、その目的とはだいぶかけ離れた行動だからです。

では、具体的にどんな部分がかけ離れていたのか、今回はその点について軽くダイエット知識に触れたいと思います。

まず減量(脂肪燃焼)すること=体重を落とすことではない

ということは前回の記事にてご説明した通り、大切なのは体重の数値ではなく見た目(体脂肪率も然り)です。仮に目的が体重制限がかかることでその体重を下回る必要があるとかなら話は別ですが、おそらくそういった方はあまりいないかと思われます。

では、ここからは脂肪燃焼までのサイクルとしての基本を簡単にご説明します。

まず、運動を始めてしばらくすると脂肪細胞の分解が始まります。
その分解が始まってしばらく経つと燃焼が始まります。
ちなみに、もしこの分解までしか行われていない状態で運動をやめるとせっかく分解されても燃焼されず結合されてしまい、もとの脂肪細胞に戻ってしまいます・・。

そしてこの第1ステップの分解が始まるまでのスピードにおいて、
走ることよりもウエイトトレーニングの方が断然優れています。
逆に、第2ステップの分解から燃焼するときに関しては有酸素運動(走ること)のほうが優れています。

この点だけでも、ウエイトトレーニング→有酸素運動の順番の方が脂肪燃焼において効率的であることが言えるのですが、
そもそもの運動中の体力面においても、ウエイトトレーニングは有酸素よりも遥かに力を必要とするので、有酸素運動をして少しバテ気味の状態からウエイトトレーニングに入っても十分な効果が出せません。
なので、効率面や期待できる効果から見ても、ウエイトトレーニング→有酸素運動の順番が最も有効であることは基本中の基本なので忘れないでいただければと思います。

ここで1つ、超重要マメ知識をお伝えします。
それは、

自分の最大心拍数の6、5割ほどのペースで有酸素運動をするのが最も脂肪燃焼効果が高いと言われていることです。

この、最大心拍数の出し方については、

220ー(自分の年齢)で出せるので、計算は簡単にできると思います。
あとは、その数値に65%を掛け算するだけで理想の心拍数を割り出すことができるのですが

序盤に記載していた「ジムでよく見かけるただ走ってるだけの人に疑問を感じる」理由はこれにあります。

なぜなら、走っている状態にもなると心拍数は最大心拍数の6割なんて余裕で超えています。7割後半からそれ以上にはなるでしょう。

ではどうすればよいのか、



答えは「早歩き」です

ジムでトレッドミル(ランニングマシン)を使うのであれば、早歩きくらいのペースで傾斜をかけて行うと、ちょうど最大心拍数の6割ほどになります。
この方が間違いなく効率的であり、且つ走るより怪我の心配も少ないですよね!

ただ、意外とコレを知らない人はまだまだ多いのでこの記事を見た方は是非試して見てください^^

こういった実際のトレーニングの順番、内容も踏まえた上でなにを目的に「痩せたい」のか、これはしっかり定義したほうが、継続しやすくなるだけでなく効果が出るスピードには間違いなく差は出てきます。

では、今日はこのへんにしておいて明日またダイエット知識を皆さんにお伝えしていければと思います。

なにかご質問等あれば、TwitterにてDMやこちらのコメントでも受け付けていますのでお気軽にどうぞ☆

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