コーポレート・ガバナンス関連ニュース(2020/3/12)
ユニゾ、資産売却加速 ファンドのTOBに対抗か
【注目ポイント】ユニゾホールディングスは11日、保有するビルやホテルの売却を進める結果、2020年3月期連結純利益の予想を従来予想比72.5%増の490億円に上方修正すると発表。借入金の返済など財務基盤を強化するとともに、保有する優良物件の売却を加速させることで同社にTOBを行っている企業の意欲をそぐ狙いもありそうだ。
関電、会長は6月までに社外から 監視機能強化で会社形態変更も
【注目ポイント】関西電力の役員らが福井県高浜町の元助役から多額の金品を受領していた問題で、関電は6月の株主総会までに社外から会長を招聘する方針を固めた。金品問題を調査する第三者委員会(但木敬一委員長)の最終報告でも、ガバナンス強化に向けた提言として外部人材の起用が盛り込まれる見通し。関電は外部からの監督強化のため会社形態の移行も検討する。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?