ビジネスマン1

コーポレート・ガバナンス関連ニュース(2020/1/16)

社長報酬「見える化」で増額? 改正会社法に別の目玉

【記事のポイント】昨年12月に成立した改正会社法で社外取締役の設置が義務付けられ、役員報酬の決め方を透明にするように促す規定も入った。実はコーポレートガバナンス(企業統治)に熱心な企業ほど、社長の報酬が高い傾向がある。決め方を「見える化」して社長の報酬が高くなるなら、企業の取り組みも変わる可能性がある。


世界の投資ファンド、拡大頭打ち 調達額10年ぶり減

【記事のポイント】世界の投資ファンドの規模拡大が頭打ちになってきた。2019年の資金調達額は10年ぶりに減り、金融危機後初の減少となった。カネ余りで割高な案件が増え、「ユニコーン」バブルが失速するなど、ファンドとお金の出し手の双方に不安が生じている。ファンドは今後、成長力などに応じて投資先の取捨選択を強めていく可能性が高い。水ぶくれした企業評価が是正される一方、企業側は調達の多様化を迫られる可能性がある。


三菱UFJ、デジタル化に「切り札」起用 新社長に亀沢氏

【記事のポイント】三菱UFJフィナンシャル・グループが社長交代の方針を固め、4月に亀沢宏規副社長(58)が社長に昇格し、三毛兼承社長(63)は兼務している三菱UFJ銀行頭取職に専念する見通しとのこと。亀沢氏は東大理学系修士課程を修了しており、数学を専攻した。日系のみならず、海外の大手金融機関でも異色の経歴の経営トップが誕生する。

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