見出し画像

生きんの下手

まじ下手。
そこそこ生きたけどまだ下手。
みんなどう?
上手になってきた?
世渡り。
僕は一回うまいことやる術身につけて全部放り投げて生き直してる日々。
だから今はまじほやほや。
ようやく生きてる。
小学校の時いじめられてた。
周りがどう捉えてたか分かんないけど。
僕はずっと記憶に残ってる。
そんであー僕のままはいじめられるのかってなった。
そんでなんか上手くやる術を身につけていった。
自分にも他人にも嘘ついて嫌われないように、なるべく好かれるように振る舞うようになった。
周りみてヒエラルキーとか探して、安全な場所にいられるようにした。
中高そんな感じだった。
もちろん仲良くなれた人もいたし今でも仲良くしてる人もいる。
けど割とずっと嘘ついて生きてた。
大学はちょっと自由だった。
頭おかしい人たちと一緒にいたから割と楽だし楽しかった。
でもまぁ本質の自分だったかって言われると分かんない。
音楽作り始めた。
誰にも言えない事歌詞になら書けたから楽しかった。
どっちが本当の自分かよく分かんなくなってた。
嘘つきすぎてどれが嘘でどれが本当か自分でもよく分かんなくなってた。
売れたくてやってるのか、やりたくてやってるのか分かんなくなったりした。
こんなんみんな好きなんやろなって曲も書いた。
愛の最中とかそう。
僕が好きってよりみんな好きそうのが先行して書いた。
割と反応良かった。
とても好きですって言ってくれる人もいた。
でもまぁ本来の僕ちゃうしなって思ってた。
嘘ついた好かれるの意味わからんってまたなった。
あの頃と変わらんやんってなった。
恋をして愛をした。
でもまだ嘘ついてた。
音楽やめた。
映像始めた。
幸せだった。
でも嘘ついてた。
そんで壊れた。
相手も壊した。
超傷つけた。
ずっと自分を責めた。
仕事やめた。
曲めっちゃ書けた。
でも世の中に出していいのか分かんなかった。
音楽やる僕が嫌がってたから作ったらもう終わりな気がしてた。
友達に服の為の曲作ってって言われた。
自分の為じゃないなら作ってもいいかって思った。
作った。
すげー楽しかった。
どうしよう音楽好きだってなった。
てかもう音楽作るくらいしか何かを伝える術も繋がる術もなかった。
作る事にした。
アルバム作った。
ちょっと楽になった。
でもまだずっと責めてた。
全然自分の事許せなかった。
時間が経った。
しゃちょーに出会った。
人柄に救われた。
めちゃ本読んだ。
知識は外付けの自信になった。
映画の音楽作った。
また救われた。
嘘つくのやめれるようになった。
自分に。
でもやっぱり嘘ついたりしてた。
愛を添えたら嘘でもいいかなってなった。
まだ分かんない。
分かんない事まだいっぱいある。
でも今は本質の自分でいられる時間が多くなった。
誰にどう思われようが嫌われようがどうでもいいやってなった。
離れてったリスナーの人もいた。
しゃあないなって思った。
嘘ついてたから。
音楽にも。
せめて音楽にだけは嘘つかないでいたいと思った。
未だに生きてる。
分からないけど生きてる。
でも全部分かってるのかもしれない。
誰かを救いたいって思う。
なんでかまだよく分からない。
救われたいだけなのかもしれない。
でも悲しい人は少ない方がいいなと思う。
まだ分かんないことばっかり。
この文章もわけわからん。
なんでこうなってるのか分からん事ばっかり。
意味は今はいいや。
点を打ち続ける。
いつか線になるよね。
おしまい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?