山梨の “感染源” になりたい
先日、甲府駅前のCROSSBEでの、とある経営者の方とのお話しから考えたこと。
山梨県内で活動を活発化させて約1年、たくさんのご縁に恵まれ、ここまで活動をしてきた。
学生も経営者の方も行政の方も、ほんとうにたくさん。
その“ご縁”への感謝は前回書いたから良しとして(前回の記事はこちら)、それらをふと見渡した時に思った。
これ、もっとたくさんの人に知ってほしいな
めっちゃシンプルだけど、本質だな、とも思っている。
山梨は人と人との距離が近く、狭い近い強いつながりばかり。
ある人にお会いして別の方のお名前を出せば、必ず共通する知人がいる。
ほんとに不思議でならない。笑
しかもみなさんとっても魅力的な活動やお仕事をされていて、自身が生活したり生まれ育ってきた山梨というフィールドに対して、半端じゃない愛をもって向き合っている。
でもその一方で、その愛やアクションは一部の人にしか伝わってなくて、届けられていない層の方が圧倒的に多い。
今、Catalystで企画している座談会に登壇してくれる大学生もめっちゃおもしろいことやってて、めっちゃ魅力的なのに、小さな活動で終わってしまいる。
ふとお会いしたた経営者の方などに彼らを紹介すると、驚くくらい良い反応をしてもらえる活動なのに、全然知られていない現状がある。
逆に、さまざまな企業さんや団体、時には行政などが開催しているセミナーなどにも同じことが言えると思う。
最近はお声がけいただいて参加することが多いけれど、それはつながりがなければ気づけないもので、ただ闇雲に探しても見つかるようなものではない。
そっちも、シンプルにもったいない。
自身の想いを大切にしながら、誰かに届けたい!って願いながらやっていることなのに、その『誰か』に届いていない。
で、届いていないことに気づいていてもいなくても、どうにもしようがないから現状の規模間でやり続けていたりする。
ほんとうにもったいないと思う。
Catalystのコンセプトは『 “想い” と “人” を触媒する』であり、さまざまな出逢いや交流の結果として起きた化学反応から新しい『何か』が生まれてほしい、そんな想いが込められている。
この想いを達成するために自分がどうありたいか、何ができるかを考えたときに思い浮かんだのが、タイトルの
感染源
というフレーズだった。
実は1人で悶々と考えながら、情報源と感染源のどちらがフィットするのかを考えたけど、結局後者を選んだ。
というのも、二つのニュアンスの違いがとても気になった。
“情報源” としての自分は、情報を渡すことが目的であり、渡すことで満足してしまいそうである。
一方で、“感染源” としての自分は、自分が心惹かれたものの魅力やわくわくを伝え、それをより多くの人に広げていく。
そして広げた相手も心惹かれ、さらに別の人に伝えていく。
この連鎖反応こそが “感染” であり、その始まりである自分は “感染源” である。
こんなことを考えて、意味の分からないタイトルの記事を書いてみたのである。
もちろん簡単ではない。
でも、イイと思ったものはイイと言いたいし、ほかの誰かにもイイと感じてもらいたい。
だから、Catalyst自体を、山梨県内の大学生のための “感染源” にできるよう、活動していきたいと思う。
そのための活動も、もうすでに始まっている。
わくわくすることばかりで毎日があっという間に終わっていく…
まぁ、幸せだから良しとしよう。
ひさしぶりのわくわくの共有でした。
今日はこのあたりで。
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・Profile・
後藤大地
山梨大学教育学部 3年、山梨生まれ山梨育ちの21歳
幼いころから教員にあこがれ、地元の山梨大学に進学するも、定年まで教員として働く自分がイメージが沸かず、漠然と別の生き方を模索し始める。認定NPO法人Teach For Japanでの活動や、地域の経営者の方々との交流から、自身が『地域』や『ライフデザイン』などに強く惹かれることに気づき、学生団体Catalystを立ち上げた。現在は山梨県の起業家・経営者などの支援を受けながら高校生・大学生向けの企画を多数開催している。
・Keyword・
地域、教育、ライフデザイン etc…
日々の気づきや学びは、Twitterにて発信中
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