“ご縁”に“感謝”で返すこと
この数日、さまざまな刺激に触れまくった。
以前お会いした人にあらためてご連絡し、お話しさせてくださいと緊張しながらお願いし、3時間以上もお付き合いただいた。
その方がお仕事で取り扱っている『カードゲーム』に興味を惹かれてお願いし、前日にお聞きしたいことをお送りした。
そしたら、お忙しいなかでも同僚の方などに聞いて回り、よさげなものをピックアップして待っていてくれた。
学生の自分がお渡しできるものに大したものはなくて。
受けとるものの方が圧倒的に多くて。
それでもお話しをしてくださることに、またこの縁をくれた、仲間に感謝。
お話しをしている中で、これまた別のところでお会いしたことがある方が登場し、またまたじっくりお話しをしてくださった。
そしたら、すっとひとこと
『一緒になんかやっちゃう?』
確かに見ている方向や、感じている課題感はどこか似通ったものがあったかもしれない。
でも自分の方が圧倒的に解像度は低いし、まだまだ未熟。
でもそんな自分に、さらっとチャンスをくださった。
これもまた、昔頂いたご縁から生まれたチャンスであり、刺激だった。
この1年で、自分の世界も、挑戦の幅も大きく広がった。
でも決してそれは自分だけの力ではなくて。
いろいろな方に、いろいろな場面で助けていただいた『結果』に過ぎなくて。
そして明日は年に数回しか顔を合わせることのない仲間と再会する日。
コロナの影響で人によっては2年ぶりだったりもする。
でもあんまり緊張はしていないし、話しのネタに困ることはないのだろう。
なぜなら、めちゃくちゃ魅力的な人たちで、それぞれがしているチャレンジがめちゃくちゃ濃密であることをよく知っているから。
その全部に耳を傾けるには時間が足りなすぎる。
でも、帰り際には、『聞き足りない』よりも
『やばい、立ち止まってられんわ』
という想いが勝っているんだと確信している。
それくらい、貴重で、刺激的なご縁ばかり。
ご縁は、自分から作りに行こうとしてどうにかなるものではない。
場面場面における、さまざまな選択の結果として生まれる『偶然』に満ちたもの。
だからこそ、作るのが大変。
というか作れない気がする(人脈は作れるかもしれないけれどご縁とはちょっと違う感覚)。
で、自分を『木』に例えるなら、
成長=年輪
と捉えることができる。
年輪は外側に行くほど直径が大きくなり、成長に必要なエネルギーが大きくなっていく。
おなじように、人の成長も、成長していくごとに必要な経験も、困難を乗り越えるためのエネルギーも大きくなる。
でも、もっと大切な要素があると思う。
それが『ご縁』だと思う。
自分が新しいことにチャレンジするにも、そこから何かを経験するにも、さらに『困った…』を乗り越えるためにも、必ず誰かの助けが必要になる。
独りで生きていけるほど、人は強くはない。
それに気づいたのは最近。
年輪が大きくなるためには、それを支えてくれる“ご縁”が必要になる。
もしかしたら、年輪と年輪の間の部分は、『人』でてきてきるのかもしれない。
だからこそ、『ご縁』には『感謝』で返さなければいけないな、とも思う。
些細なことにもしっかりと、『ありがとう』。
大きなことには目に見えるカタチで、『ありがとう』。
気づけなかったことにはごめんなさいを添えて、『ありがとう』。
その姿勢を持ち続けている限りは、自分は成長し続けられるのかな、と思ったり。
その先には、『恩返し』の発展形『恩送り』があるのかもしれないけれど、それはまた別の機会に。
“ご縁”と“感謝”を忘れずに、これからも走り続ける。
あらためて、支えていただいているすべての方々に感謝。
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・Profile・
後藤大地
山梨大学教育学部 3年、山梨生まれ山梨育ちの21歳
幼いころから教員にあこがれ、地元の山梨大学に進学するも、定年まで教員として働く自分がイメージが沸かず、漠然と別の生き方を模索し始める。認定NPO法人Teach For Japanでの活動や、地域の経営者の方々との交流から、自身が『地域』や『ライフデザイン』などに強く惹かれることに気づき、学生団体Catalystを立ち上げた。現在は山梨県の起業家・経営者などの支援を受けながら高校生・大学生向けの企画を多数開催している。
・Keyword・
地域、教育、ライフデザイン etc…
日々の気づきや学びは、Twitterにて発信中
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