やまなしを味わう “触育” づくり
ひさしぶりのわくわく回。
最近ずーっと考え、県内の廃校をまわったりもした。
そんなたのしみをちょっとだけお裾分けしつつ、興味を持ってくれる方を探す回です。
ぜひ最後までお付き合いください~!
『学び大国山梨』プラン
なぜやるか
スタートはめっちゃシンプルで。
たったそれだけの感覚。笑
地元の富士吉田市や、大学進学後に住む甲府市周辺はまぁまぁ知っている。
そのほか、富士五湖や清里(北杜市)なども良く行くから知っている。
でもそれ以外の場所、あんまり知らないぞ?と。
それならいっそのこと、みんなで『山梨知る旅』をできたら、めっちゃおもしろいのでは!?
そんな短絡的なところから生まれたわくわく。
目的や、これを通して得たいものはもう明確で。
県内で活躍される方々とのつながりを得る
県内のおもしろい体験や経験を発掘する
この2つだけ。
強いて言えば、ここにお金では買えない『なにか』を盛り込みたくて。
これを書きながら、オードリー若林の奥さんの話を思い出した。
実はこれ、すんごい好きなお話しで。
ご飯を食べに行ったり旅行したり、非日常を求めていろんなところへ出かけたりする。
でもその後に覚えているのは、決して料理の味などではなく、一緒に時間を過ごした人と話したこと、その人の表情など『思い出』ばかり。
幼いころを思い返しても、心に強く残っていたり、原体験として残っていたりするものは決して味やにおいではなく、一緒に過ごした人との話や、共にした時間そのものだったりする。
それが、若林の奥さんの言う『味だけじゃない』の意味なんだと思う。
この意味を盛り込めたコンテンツにできたら、『山梨を知る』だけではない『何か』を提供できるのだと思う。
大切にしたいこと
ちょっと脱線したけど、大切にしたいことはここにあるように感じる。
『経験する』、『触れる』を大切にした “触育” をしたい
『宿泊すること』だけではなく、体験や経験を味わってほしい
その時にしか触れられない時間や心の動きを感じてほしい
そのうえで、参加者自身が価値を決め、最低限の金額+αでお金を置いていってほしい
1はさっきのお話しの延長線上。
2,3のキーワードは『味わう』こと。
なんとなくで楽しむことはどこでもできる。
でもせっかくだったら、日常から切り離された世界で、日常では触れられないものに触れ、自分の心がどう動くのかを味わってほしい。
春は田植え、秋は稲刈りのように時間を越え、複数のコンテンツをまたいでみたからこそ味わえるものあるのかもしれない。
とにかく、自分の “心” を味わえたときにはじめて価値があるようなコンテンツにしたい。
4は、もっと高度なお話しになるけれど、大事にしたいマインドが眠っている。
運営する以上、宿泊料や体験料、交通費などの最低限の費用は発生する。
でもそれ以外に、運営側の『利益』も必要になる。
そこにいくら出してもらえるかが、コンテンツの価値を示していると思う。
だからあえて請求金額の内訳明細を全てオープンにし、利益部分にいくら出してもらえるかは、お客さん自身にお任せしてみたいと思う。
それが自分がやるコンテンツの価値をはかることにもなる。
もちろん、内容によっては一銭も置いて行ってもらえず、利益ゼロになることもあるだろう。
最低限の費用は頂くとは言え、利益度外視だから続けられなくなることもあるかもしれない。
でもあえてそのスタイルでやってみたい。
最後に目指す世界
地域に眠っているリソースを県内外の方に味わってもらい、そこにお金を落としてもらう。頂いたお金を県内に返していく。そうやってまた別のところで『味わい』を生み出していく。
そのなかで、参加者たちは山梨の魅力を発見したり、自分も知らない自分を知ったりしていく。
後藤自身も新しい価値観や出逢いを楽しみながら、自分自身をアップデートしていく。
簡単なことではないけれど、めちゃくちゃわくわくする。
仕事にしなくてもいいけど、ライフワーク的に取り組んでいけたらいいな。
ひさしぶりのわくわく回はなかなかの長編でした。
実はすでに山梨県内を周る予定を立てていたり。
一緒にやってくれる人いないかな。
もしいればご連絡ください、一緒に山梨周りましょ。笑
長くなりましたが、今回はこのあたりで。
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