週1限定の “語り場” づくりの仲間を募集します

今回はひさしぶりのわくわく回。
もととなるお話しは、過去のこの記事にもちょっとだけ載っているのでぜひ。

大学生に「ご縁」と「揺さぶり」を渡す場を

大切にしたい想いはすべてここに詰まっている。
大学3年次以降、ふとしたご縁からあれよあれよと言う間に「ご縁の蜘蛛の巣」は広がり、今では数百人単位の方々に支えていただいている。
100人いれば100通りの価値観や個性があり、ちょっとした雑談のうちからハッとさせられたり、ときにはその人の核に触れさせていただいて火傷してみたり。

それらすべての時間からたくさんのことを学ばせていただいており、自身の価値観も大きく揺さぶられてばかり。
もしこれらのご縁がなかったら素直に教員になっていたのではとも思っている。
結局、就職活動もそういったご縁の中でいただいたご縁の延長線上だったりした。

でもそんな日常で生きていると、「(社会人や経営者の方と)よく話せるよね」と言われることがしばしばある。
たしかに地域の経営者の方々や税理士さん、行政の中心にいる方々とお話しさせていただけることは大学生にとっては非常にありがたいこと。

だけどあらためて自分を俯瞰すると、ほんとうに恵まれた環境にいると思う。
大学生にとって、地域社会を支えていたり、より良くしようと奮闘&活躍している方々とお話しをさせていただく機会はそう多くはない。
なぜなら、そもそもそういった方がと出逢う機会自体がないから。
もっと言うと、ご縁がつながり、巡っていくための1人目に出逢う機会がないから。

誰かとつながればその先はどんどん広がる。
でもその「誰か」を見つけることが難しい。
その難しさが大きなハードルとなり、飛び出したい、挑戦したいと思っているけどできていないもどかしさを感じている人がいる。

◎自分が知らない世界に触れたい
◎新しい価値観に出逢いたい
◎新しい視点や価値観に出逢いたい

そう考える大学生たちがいて、その先にある世界が超魅力的で超わくわくに満ちた場所であることを知ってしまった。
だから残り半年の大学生活では、彼らが飛び込みたいときに飛び込み、出逢いたい人に出逢える場をつくる挑戦をする。


概要

①背景

  • 大学生の地域への足がかりが大学にしか存在しない

  • (都市部と比較して)企業や大人と出逢うことのハードルが高い

  • 現在の大学では学生のキャリア・ライフデザインのサポートが不十分

  • 結果、自分の「やりたい!」がわからないまま日々を過ごしたり、就職活動に挑む学生が存在する


②仮説

  1. 大学生と地域社会の大人が出逢う機会を創造する

  2. その出逢いや交流から、新たな価値観や自分の “核” を発見

  3. 自身の「ロールモデル」となりうる人物とのご縁を紡ぐ
    → 最終的に、山梨県内の学生と地域社会がより密接に。
    → 大学生に新たな選択肢や可能性を届ける。


③大切にしたい価値観

  1. 毎週1晩の定期開催
    「この曜日に行けば、必ずご縁や学びがある」と心躍る場をつくる。

  2. ゲストトークから始まる空間
    30分のゲストトークをきっかけに生まれる空間。
    毎週のテーマに沿って、学生/大人問わず語りたい人が語れる空間を。

  3. 逢いたい○○さんリクエストOK
    学生/社会人問わず、「○○な人に逢いたい」を実現するサポートを。

  4. 山梨をぎゅっと。
    実は知らない山梨がたくさんある。
    地域の名産や「実は知らないすごいもの」を知るきっかけに。

  5. マスターは現役大学生
    場をつくるマスターは大学生。
    場づくりの楽しさ、難しさ、奥深さを知ってほしい。

  6. 学生1,000円、社会人2,000円
    飲むこと、食べることよりも「語り合うこと」を大切にしてほしい。
    だから「時間」に価値を見出し、入場料としてのお金を置いていってほしい。

  7. おかえり!で迎え、いってらっしゃい!と送り出す
    誰もがふらっと帰ってこられる場所をつくる。
    退店は「帰宅」ではなく「出発」と捉え、応援する場所に。

  8. 1杯の応援スープ
    どんなに想いがあっても、不健康では実現できない。
    だから心も体もあっためてから帰ってほしい。


④そのほか

昼はスープ屋さんをしている場所を夜だけお借りしての週1開催。

Barと言いつつ、誰でもウェルカムな間口の広さ。

でもおいでおいで!と人を集めたりはしない。

ほんとうに来たいと思ってくれる人だけが集まる場にしたい。

入店資格やドレスコードはない。同時に、入り口をくぐった時点で肩書きも関係ない。
→ 社会から見た「あなた」ではなく、1人の、生身の人として迎える。

カウンターに1つのベル。夢を語りたくなったときにチリンとひと押し。

ビジネスをしたいわけではないから、過剰な利益追求はしない。
→ かかる経費分だけあればOK。

帰る時には 頭フル稼働の幸せな疲労感 と 明日へのわくわく感 をもっていてほしい。


よくばりすぎ…?笑

バーッと概要を書き出しながら、想像以上にいろんな想いを詰め込もうとしていることに気づいた。

もっとも核の部分にあるのは、「大学生にご縁と揺さぶりを渡し、彼らの人生がよりあじわい深いものになってほしい」ということだけ。

自分がつくりたい!と願う空間が、誰か人生の選択肢や可能性を広げ、幸せと豊かさを届けられるものだったら、最高に幸せだな、と思う。


場づくりに興味のある方いませんか。

最後に1つだけ。
場所は決まったけど、実は他はほぼほぼ決まっていません。
内定先の代表さんにぶつけて「とりあえずやってみようよ!」と言っていただき、「ではやらせてください!場所貸してください!」となったばかり。
一旦のゴールは、自分が大学生のうちに、毎週の場づくりの土台をつくること。なんとなくの骨子は作っているけど、細かいところは試行錯誤しながらやっていくしかないとも思っている。
大学生や地域に開かれた場として、地域にさざ波のようにまったりと、でも時に激しく広げていきたいし、せっかくなら同じ大学生と挑戦したい。

名前は “語りBar”。 
興味ある方、ぜひ一緒にやりましょう。


ひさしぶりのわくわく回、長くなりましたがこのあたりで。
ではまた。




・Profile・
後藤大地
山梨大学教育学部 4年、山梨生まれ山梨育ちの22歳。
幼いころから教員にあこがれて地元の山梨大学に進学するも、定年まで教員として働くイメージが沸かず、漠然と別の生き方を模索し始める。認定NPO法人Teach For Japanでの活動や、地域の経営者の方々との交流から、自身が『地域』や『ライフデザイン』などに強く惹かれることに気づき、学生団体Catalystを立ち上げた。現在は山梨県の起業家・経営者などの支援を受けながら高校生・大学生向けの企画を多数開催している。

・Keyword・
地域、教育、ライフデザイン etc…
日々の気づきや学びは、Twitterにて発信中
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