モデルルーム訪問②

ある新築マンションのプレゼンテーションルームでの話。

㎡単価250万円!
高額物件!

受付でご時勢がら熱を測られ、手をアルコール消毒された後に白い手袋を渡された!

完璧!

でもやはり、こういうことをやってもらうと安心するし、この会社への信頼も深まる。

このマンションは総戸数も少なくモデルルームがない!

VRでモデルルームを体験した。
VRは2、3年前くらいから利用されている。

ムービーのように流れていくVRではなく、係員の方の操作で好みの場所に移動できる。
なんと!ウォーキングクローゼットの中にも入れる!

何よりも窓からの景色、前のたてものとの距離が確認できるのがよかった。

なかなかのグレードのVRだった!

でも、てすよ、最初に書いた来場カード。
名前、住所等々個人情報たっぷりを書かせるやつ。
こんな売主側に都合のいいアンケートはない!

そのことじゃなく、このシートが3枚の複写!
え、え⁉️って感じ。

説明も担当の方がタブレットで机上のプロジェクターで説明。

ここまでペーパーレスなのに、複写のアンケート⁉️

そして最後には数々の紙の資料を大量に渡された!

資料はありがたいけれど、どうしてこうなんだ?

思わず「この資料、だいぶ量もあって重いのでPDFとかでアンケートに書いたアドレスに送ってもらえませんか?」

「できないんですよー」

なんで、できない?と聞くのもやめた。

コンビニなどレジ袋を有料化してプラスチックゴミを減らし環境保全を進めようとしているのに…

ペーパーレスが進んでいるのに…

このマンションも買わなければ、帰りがけにもらった紙の資料は全部ムダになる。

最新のツールで説明を受け、いい感じのVRを見て、いい感じになっていたのに…

こんな事でも売主の会社のセンスとか姿勢とかがわかる。

AIが不動産営業にも使われるというのに。

何とも釈然としないまま、重い資料を持ってプレゼンテーションルームを出た。