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畑と植物の雑雑談

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#雑草

アメリカセンダングサは、荒れ地の開拓者

アメリカセンダングサは、荒れ地の開拓者

春になる前から、今年は畑をやろうと決めていた。
さらにコロナで活動自粛だったので、たっぷりと畑時間をとれた。

畑にこんなにちゃんと向き合ったのは、はじめて。
だからどんなことをやっても見ても、新鮮な驚きがあった。

今シーズンいちばん気になったのは「アメリカセンダングサ」。
名前を聞いてもピンとこないかもしれないけど、花がとげとげしてくっつくので、子どものころは投げて遊んだことがあると思う。

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畑(雑草観察)にハマる日々

畑(雑草観察)にハマる日々

畑がおもしろい。
はまっているのが雑草観察。
日々、情勢が変わるので、目が離せない。

なんにも生えていないところで一番最初に出てくるのは、タネから出てくるふたばの芽。アメリカセンダングサだ。
簡単な作りで、とにかくたくさん数を打つ。
だだっ広い空き地で、安普請でいいからともかく小屋を建てちゃえってかんじで。
あっさりしていて、ダメならすぐに諦めちゃう。
誰か一人、仲間が生き残ってればOKの戦略。

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ナスがイライラしている。

ナスがイライラしている。

植物に限らず誰でもそうだけれど、しょっちゅう揺らされたり、触られたりするのは、気分が悪い。

野菜の苗も一緒だ。

その地で種から生えてきたものは、地面から芽吹くとき、気候に合わせているので問題ない。

他の場所で苗まで育ってから地面に植えられたものは、いきなりその環境には慣れていない。
風があって、日当たりもよすぎて、水ももらえたりもらえなかったりする状況に。

植えるときには、深さをある程度掘

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スギナは悪者なのか

スギナは悪者なのか

どうやらスギナは嫌われてるようだ。
スギナについて調べてみようと検索したら、除草剤のオンパレード。
なぜそんなにスギナは目のかたきにされているのか、考えてみた。

調べてみるとスギナは意外にも、シダの仲間。
日当たりのいいところを好むのに!
しかも、何も生えていない地面に、春、まっ先に生えてくるから(ツクシとして)目立つんだよね。
それと、地下茎でつながっているので、摘んでも摘んでも別のところから

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