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医者から見た医療ドラマ #1

皆様こんにちは。
もう10月ですって、、この前大晦日だった気がするのですが、、恐ろしい時の流れですね。
さてさて、今回は医者から見た医療ドラマの見え方を解説したいと思います。

「医者から見た医療ドラマ」というテーマだと「ここが現実はこうだ!」とか「こんなの現実にはあり得ない!」とかケチをつけがちになると思うのですが、私の場合は見方が特殊でして基本的に「主人公とかこの人めちゃくちゃかっこいいなあ!ドラマに出てくるような凄い医者に自分がなるにはどうすればいいのだろう?何が足りないのだろう?」という視点で見ています。

医療ドラマにはだいたい「医者はこうであってほしい」というヒーローのような医者と「こういう医者は嫌だ」という悪者の医者が出てくると思います。

医師であればほとんどの人が学生時代なり、研修医時代なり、理想の医師像ということを考えるタイミングが誰しもあるのではないかと思います。

私が学生の頃も「自分がどんな医師になりたいか」を考えましたが、漠然と患者さんにやさしくて、腕が良い医者になりたいと思っていました。学生時代にたまたまドラマで見た「白い巨塔」の里見先生(江口洋介)のように患者さんに寄り添う先生になりたい、財前先生(唐沢寿明)は悪いやつだ!何となくそう感じていました。

「振り返れば奴がいる」に出てくる司馬先生(織田裕二)は腕がいいけど人としてヤバめ、石川先生(石黒賢)は真面目だけど腕が悪い。これも究極の二択ですよね。

今回は私が影響を受けた医療ドラマランキングから、それぞれのドラマのワンシーン独自の目線で深堀りし、それがどう自分に実際にどんな影響を与えたのかをご説明させていただこうかと思います。

さあそれでは第一位は、、、

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