お久しぶり、ベース
私は中学1年生からエレキベースを弾き始めました。初めは軽音学部、そして大学では軽音楽サークル、社会人になってオリジナル曲を披露するバンドを組んで活動をしてきました。
最近はバンドの活動をゆっくりに、お休みにしています。これらの活動では主にエレキベースを弾いています。そのため、しばらくベースに触れていませんでした。
有難い事に、他のバンドでお手伝いでベースを弾かせていただく事もあります。今日は久々に、そのお手伝いの日です。最近はもっぱら読書に(ふけるほどでもないですが)ハマっていたので、ベースに集中力を注ぐ感覚を取り戻しきれていないような気がします。
久々に弾くと、簡単に言うと「へたくそ」になっているのですが、なんだか自分も楽器もお互いに気まずい感じがあります。感情があるのは人間だけなので当然私が気まずいだけなのですが、なんだか楽器から「あれ、あなた、こんなもんでしたっけ…?まあ、そういうこともありますかね…」と言われてる感じがします。
ベースを弾くことは3年前くらいまではアイデンティティのようなものでしたが、最近は正直そうでもなくなりました。「売れたい!」という気持ちはなんだか落ち着いた気がします。自分が奏でた音楽で集まってくれるならどうぞ、聞こうと思ってくれるならどうぞ、お話ししてくれるならしましょう、という雰囲気でやっていきたいと思うようになりました。
なので、私のアウトプットから私に関心を持っていただけるのは、有難いなと思います。活動を通して、私は文字で歌詞をはじめとした書くということの方が自然にできるのかもしれない、と思うこともありました。ベースもアコースティックギターも歌もnoteも、勝手に好きにしてる私をそっと見守って下さる方々は、私にとっての大事な人達です。
さて、ライブ本番まではもう少し時間があるので、練習をしてベースとの信頼関係を取り戻しながら、自分の感覚も取り戻していきたいと思います。メンバーのお姉さん方、いつもお世話になっております。ありがとうございます。
カネコアヤノのアルバム『タオルケットは穏やかな』を聴きながら。
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