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強がれ 弱虫

シンガーソングライター、作詞・作曲家の後藤大です。

僕のオリジナル曲に「コロナ」という曲があります。ウイルスとは何の関係もないのですが、ミュージックビデオに「コロナ関連の動画ですよ~」と表示されています(笑)


この曲に「強がれ 弱虫」というフレーズが出てきます。

例えば職場で辛いことがあったりして、泣いても解決しないじゃないですか。そこは感情を抑え込んで強がってこらえて対応をすることが一番いい方法だからそうしていきたいなって作った当時は思っていました。

でも感情を否定するやり方ってどうなんだろうって。よく「ダメな自分と戦う」って言うじゃないですか。まさにこの曲を書いた時はそういう感覚でした。


今は「ダメな自分も一緒に」と考えています。泣きたい自分を受け入れてしまうことでもこらえて先へ進めるんじゃないかって。

泣いたらダメとか思わずに、しんどいな、悲しいな、もう帰りたいな。自分って弱虫だな。帰ったら思い切り泣いてやるぞ~。と思い切ってしまう。そしたら不思議と今は涙をこらえるぞと思える。一緒に乗り越えようなって抱きしめてやれる。

ダメな自分を認めるのが怖かった。きっとそれこそが弱さだった。今思う「強がれ 弱虫」は弱っちい自分を勇気を出して認めようとすることになりました。

最近はいいとかダメとか、自分を評価するのもやめてしまおうと思い始めていますが、やはり気持ちが弱ると「自分はダメだなあ」と思いがちです。皆さんもそんな時は「強がれ 弱虫」で乗り切ってみるのが僕的におすすめです。


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