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情熱の在り処

シンガーソングライター、作詞・作曲家の後藤大です。

朝に「マツコ会議」というテレビ番組のアーカイブを見ました。クリーピーナッツのDJ松永さんが自分たちが活動していく中での葛藤を話していく中で、思わず涙を流してしまうシーンがありました。

番組の締めくくりに「熱量しか伝わらない」というキーワードが出てきました。熱量がなければどんなものも人には届かないよと。熱があるからあなたのやっていることはちゃんと届くよと。

気づいたら拳をぐっと握って画面を見ていました。目頭も熱くなっていました。


今日は毎月2回やっているファンクラブ限定家ライブ。

今回から曲数を増やして7曲(+アンコール)に。このボリュームならファンクラブに入っている感あるかなあと思いやってみました。「まんまと喜べえ~」などと煽っていましたが、ちゃんと喜んでくれているのが伝わってきてよかったです。

モヤモヤして、ごちゃごちゃ考えているうちに、自分の情熱がどこにあるのか分からなくなって、手を抜いているわけではないのに不完全燃焼になる時間を何年もすごしました。

そのモヤをようやく抜けて、11月から活動へも新たに向き合い始めてから歌への気持ちのこもり方も変わったし、配信もカバーやオリジナルを歌うという内容は同じなのに空気が引き締まってきました。

ファンクラブの内容も、普段の配信が路上ライブのイメージならここはプチワンマンのイメージにしようと変化していきました。


もう10年ぐらい歌っている曲もあって、同じ歌なのに沢山の人に好きと言ってもらえる時期もあれば、ほとんど誰にも聴いてもらえなくなった時期もあります。

今日もその曲を歌ったのですが、ファンクラブに入ってくれているぐらい好きでいてくれる人にさえ、熱量で伝わり方が変わるんだなと返ってくる反応を見ていて思いました。

長い時間がかかったけど、情熱の在り処をまた見つけることができて本当によかった。そして同じく熱を持ったファンで一杯のワンマンやイベントを早くやりたいです。有観客ライブにもいきたいと思ってもらえるように一人ひとりに丁寧にこれを届けていく。やり方とか時代とかもあるけど、まずはそこがないと、ですね。

今それを実感しているから、情熱しか伝わらないという言葉がダイレクトに入ってきたんだろうなあ。




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