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広告代理店×西野亮廣オンラインサロン

こんばんは。世間はいよいよ緊急事態宣言も解除され徐々に通常の生活に戻っていく様相ですが、密の事態が解除されることは先が見えず新しい生活様式における経済の大きなうねりが今後待ち受けていることでしょう。そんな中、変わらず元気なのが「西野亮廣オンラインサロン」。写真は西野亮廣さん主催の昨年の天才万博。広告代理店を経営しエンタメに関わり吉本興業さんとも親交のあるわたしにとって西野亮廣さんの考え方と行動に興味をもち実験として昨年7月に西野亮廣オンラインサロンに入会し約一年経った感想をここに記してみたいと思います。

西野亮廣オンラインサロンって何?

吉本興業所属のキングコング西野亮廣さん。「えんとつ町のプペル」の作者で絵本作家。ディズニーを超えて世界を取ると豪語されており、その日々のストーリーある奮闘劇をfacebookを通じて月額1,000円のサブスクリプションサービスにてクローズドで日記を公開している。リアリティなエピソードからビジネスのヒントになることがウケていて、ポジティブなコミュニティで多くの支持を集めている。この仕組みはもちろんのこと、西野亮廣さんの自身のパーソナリティをうまく生かした「ミリ単位」(※サロン内で西野亮廣さんがよく使われるフレーズ)の思考と行動の描写はビジネスマンとして一切の隙がないと言える。また内容について口外することは一切許されないというルールもサロンの特徴でもあり、60,000人を超える入会者がいるという人気の秘密である。

奇策を当たり前に行う凄さがある

過去の物事に捉われず、奇策と思われることを普通に行う点が面白い。マーケティングで創り上げた世界では新しいものは生み出されない。新しいことをやってこそ過去にない成果を生む。この考え方には共感でしかない。決してデータを否定するわけではなく、一歩先の世界をストーリーで描くクリエイティブ力は素晴らしい。また自身のパーソナリティを理解しサロンメンバー(サロン入会しているユーザー)への配慮などは緻密な計算がなされたコミュニケーション力の高さが感じられる。また現在実践されているTwitter村施策も一見普通だが面白い。わたしもTwitter村に入ってみたがこれがなかなか居心地の良いポジティブなTwitterのタイムラインばかりである。この施策の詳細はここでは触れないが興味のある方は入会してみて自分で実体験してみることをお勧めする。尚、この投稿は決してアフィリエイトでもないのでそこは自己判断でお願いしたい。

サロンメンバーの実態

会社員、自営業、わたしのような経営者、主婦など多種多様である。一言でいうなら、「西野亮廣さんを理解し(大好きで)、前向きに毎日行動されている生活者」の集合体である。お金儲けのために。ビジネスのために。と直線的に考えられてる方は入会はお勧めしない。ユーザーのホスピタリティの高さが顕著である。メンバーの前向きな行動に対して協力し後押しし、支え合うコミュニティになっている。独特なコミュニティのため戸惑うこともあるようだが、誰がいつ入会したかはわからないため入会したての人がオンラインで繋がるような機会を設けたりすることも見受けられる。テイクし合うバランスで運営されているため目に見える対価を求めてるとサロンメンバーからは冷ややかに見られることになるでしょう。また60,000人もいると面白いスキルを持ったかたも多く、サロンメンバーでイベントなど何かをなし得ることももはや容易となる。「天才万博」も西野亮廣さんが主催ではあるものの運営はサロンメンバーがボランティアを超えてクラウドファンディングで購入しお金を払ってでも経験したいとサポートしているサロンメンバーも多くいることは驚かされる。

広告代理店を経営しているものとして感じること

結論は「広告代理店で働く人間はつまらないということ」。わたしは元々面白いことがしたいと思い広告業界に入り、人と違うことがしたいと思い会社を設立したが、西野亮廣オンラインサロンに入会したことで「いかに自分がつまらないか」を実感した。西野さんがいろいろなことをサロンを通じて発信されているが、わたしは結局は自分の人間力が全てであるということに気付かされたのだ。自分がどういう人物なのか?どういう経歴なのか?何をやってきたのか?というストーリーに共感され、その共感を信用にかえ積み上げていくことで知名度を築き、人とお金が集まり、そしてビジネスへと繋がっていく。広告代理店で主体性のないビジネスを長くやってきたわたしにとっては「人のために」が強すぎることでこの視点で生きてこなかったために、現代のビジネスマンには足りないことが数多くある。サロンメンバーと関わりをもつと面白いメンバーがたくさんいて、まず行動することをやるユーザーが多く存在する。広告代理店で働く年数が長くなると、完成度に捉われ、いきなりやってみることの一歩踏み出すことの難しさを痛感させられる。西野亮廣オンラインサロンで時代の先を見据えなければいけない立場の人間が世間より出遅れることに気づかされた。この一年間それに気づきどうすれば信用を築きあげ知名度が上がるかを考えてきたがそれは計算できるものでもなく容易なことではない。スポーツで1位になる難しさと同じなのだ。こうやってnoteを書いていることも行動の一歩ではあるが劇的に共感を得られるわけでもない。しかしながらこういった一つ一つの積み重ねから信用を得ると信じて努力するしかない。みなそうやって前へ進んでいるのだと。先日自分が書いたnoteがとあるキーワードでGoogle検索の上位にきていたことに気づいた。それは特にビジネスに直結しているわけではないが、その積み重ねが大切なのだと。さて一年後わたしが何を経験しここに何を書いているのだろうか。それが一番の楽しみでもある。「隙がないお笑い芸人」が面白いかはここでは敢えてコメントを差し控えるが、いろいろと学びのある西野亮廣オンラインサロンはもう少し継続してみようと思う。

ご意見、ご感想はどしどしお待ちしています。お悩みなども解決できるかわかりませんが、相談にものります!お気軽にー!!