心理的安全性セミナー受講後の振返り
みなさま、こんにちは。
エンジニア専門コーチのごとぅーです。
この note でもほんのり触れた気もしますが、心理的安全性マネジメントに関するセミナーを受けてきました。
ご参考までにそのご紹介ページはこちら。
さて、今回はセミナー全体を通しての所感を書いてみようと思います。
セミナーで学んだ内容については、もう少し私なりに咀嚼してから改めて記載していこうと思ってます。
心理的安全性を構成する4因子
まずセミナーのポイントとしては心理的安全性が高い組織・チームにするためには以下の2つを重要視しています。
① 「心理的安全性」を正しく理解すること
② (組織を作る個人に必要な)心理的柔軟性というスキル・考え方
もともと「心理的安全性」はGoogle社の記事が発端でした。
ただし、Google社の記事はアメリカでの記事なので、そのまま日本文化に適用することはできず、カスタマイズの必要性がありました。
今回参加したセミナーでは、日本文化向けにカスタマイズした結果として「日本版・心理的安全性」を構成する4因子として以下の要素を提唱しています。
(1) 話しやすさ
(2) 助け合い
(3) 挑戦
(4) 新奇歓迎
1つ1つの要素の意味はそのままですが、これをすべて満たす組織を構築していくには様々なことを考える必要がありそうです。
また、先に書いた記事の心地よさという概念に関しては(1)が当たりそうですね。
心理的柔軟性というスキル
後半は組織のリーダーとメンバーがどのように「心理的安全性」が高い組織を作っていくか、ということを考えました。
チームの「心理的安全性」はチームの「歴史」である、という考え方をもとに個人やリーダーの「心理的柔軟性」というスキル・リーダーシップに言及していきます。
「心理的柔軟性」という単語自体はまだまだ浸透している単語ではないと思います。
検索して数少ないものの定義を記載したサイトから抜粋すると・・・
「心理的柔軟性」とは・・・
いま自分が行っていることに集中して取り組み、
自分の思考や感情を客観的に見るために心のスペースを広げ、
自分の大切にしたいことを目指す行動をとる能力
と紹介されています。
ここで記載した説明はどちらかというと個人に特化した記載ではありますが、私が参加したセミナーではチーム・組織基準で
「心理的柔軟性」とは・・・
正論にとらわれず、役に立つことをする
というような説明をされていました。
共通しているのは「行動」に対する考え方・指標である、ということです。
そして一番重要で意識すべきは
(個人)自分の大切にしたいことを目指す/(組織)役に立つ 行動
である、ということです。
冷静に自分の行動がチームや組織のとってどんな行動なのかを考える習慣をつける必要がありますね!
おわりに
今回セミナーを受講して思ったことは
マネージャー1人のスキルだけで心理的安全性が高い組織・チームを作る
ということが、かなり難易度が高いのではないか?
ということでした。
まず立場にかかわらず心理的安全性という考え方を世の人に知ってもらうということが重要だ、と思いました。
そして、セミナーで学んだような理想的なチーム・組織は、リーダ・メンバーで協力しながら一緒に作っていく(文化として醸成していく)ことが必要だと感じました。
この記事をきっかけにして、皆さんにも「心理的安全性」というワード・考え方をぜひぜひ知ってみてほしいと思います。
私が参加したセミナーの無料の説明会もありますので、ご興味あればぜひご参加いただけたら嬉しいです!
また、私で良ければ認定ファシリテータとして学んだことをシェアできますので、ご相談くださいませ!
(なんか最後は宣伝っぽくなってしまった・・・・・笑)