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愚痴を愚痴でなくすには!?

皆さま、こんにちは。
エンジニア専門コーチのごとぅーです。

実はこの投稿、前回の読書録の続きであります(笑)
タイトルが機械的過ぎて、どんな内容が書かれているか読者に想起させられなかったからアクセスが全く伸びなかった・・、と反省しました。

さて、第2章は「愚痴」と「もめごと」に関する内容でありました。
そのなかの「愚痴」についての考え方がとてもポジティブで面白かったので、今回取り上げてみようと思います。

「愚痴」というワードに対するネガティブな第一印象

皆さまの所属された会社で上司や先輩から
 愚痴なんて言うな!
と叱られたりしたことはありませんか?
私自身もかつて、会社員時代に上司からの面談で
 愚痴を言っているネガティブなイメージが強い
などと言われたことがあったものです。
おそらく
 愚痴を言うこと=ネガティブ という第一印象を与えている
ということがあるんだと思います。

愚痴を言いたくなるときの感情

しかし、私自身
 ほとんど誰もが愚痴を言いたいことがきっとあるのではないだろうか
なんて思っていたりします。
愚痴になりそうなことを考えないようにしている、という方もいらっしゃったりします。
が、考えないようにするということが自分の心に無理をさせてしまうんじゃないか、と考えてしまうこともあるんですね。
なので、愚痴くらい考えたっていいんじゃないか、とすら思っています。

さて、皆さんはどんなときに愚痴を言いますか?もしくは言わないとしても言いたいなぁという感情になるでしょうか?

本で記載されていた「愚痴」に対する考え方

書籍「世界最高のチーム」では「愚痴」はチャンスと記載していたのです。
正確には、メンバーに愚痴を言ってもらえることがとても大切であって、愚痴の内容を解決したらチームのパフォーマンスが上げられる、という表現をしていました。
これは私が普段考えていたことと全く同じでした。

愚痴 = 問題提起

しかし、残念ながら冒頭で書いたように、愚痴に対する印象は決して良くありません。

ポジティブに映る愚痴り方3要素

そこで、私自身の反省も踏まえて、
 どのように愚痴を表現したら少しでもポジティブに映るのだろうか?
という問いを自問自答し、3つの要素があるのではないか、と考えました。

① 他人の悪口にしない
② 解決できたら起こる良い点を具体的なイメージとして持つ
③ 課題に対して、自分が取ろうとしているアクション

①は当たり前なのですが、重要なのが②・③だと考えます。
特に③は結構自分も忘れがちだと反省しました。簡単に言うと
 誰かが対応してくれるだろう、という愚痴の言いっぱなし
ですね。
無意識にこれをしていたら確かに印象良くなかったのかも。。

愚痴を効果的に使って愚痴ではなくそう!

ここまで見てきた通り、愚痴も考え方・伝え方で全然ポジティブになると思います。まず愚痴を聞いて共感してもらうだけで、メンバーのモチベーションは上がります。
また、愚痴も改善すれば、組織のモチベーションも上がると思います。
するとあら不思議、愚痴ももう愚痴ではありません。1つの改善提案になってしまうのですから。

毎度毎度はさすがに飽きるとは思いますが、一度は愚痴も含めてゆっくりお話してみるのはいかがでしょう?

最後に・・・
私がプロマネしているチームはいつでも愚痴もウェルカムでやっております(笑)


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