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宮城県名取市 東北の熊野信仰布教の中心 熊野本宮社

敷地に入り、ちょうどこの写真を撮ったあたりで車を降りました。
目の前にはこの景色。
緑の畑の横には灰色の砂利道が鳥居とその奥に続く拝殿に向かって道を伸ばしていました。

この景色を見ながらお気に入りのちょっと寂しい曲なんかをかけたら、
それだけで涙が出そうな、なんだかちょっと切ない気持ちに。




1.アクセス

・熊野本宮社・
宮城県名取市高舘熊野堂字五反田34
名取駅西口より乗り合いバス「なとりん号」相互台線乗車
「那智が丘入り口」下車徒歩15分


2.ご祭神

・家津御子神(けつみこのかみ)・
作物の神様
和歌山の熊野本宮大社から勧請されており、ご祭神は同じ。

・由緒 
ー名取には毎年紀州熊野へ参詣に行く巫女がおり、名取へ勧請したと  されている 
ー伊達家からの保護があったが、その起源は室町時代の源頼朝の奥州平泉  遠征の際に、頼朝が熊野坐大臣に武運を祈願されてご利益をいただいた  時まで遡る。これ以来武家からの崇拝が高く、伊達家からの保護が厚くなった。

https://www.kankou.natori.miyagi.jp/feature/kumanomoude/kumanomoude02
本殿由緒書きより

熊野本宮社単体だと作物の神様なんですね。
でも、戦があるということは兵糧もしっかりとないと成功はしないか。
だから源頼朝の奥州征伐は成功したのかな。


3.境内

鳥居をくぐると目の前にはこちら。

手水舎を左に、鳥居から伸びて広がる道の先には橋と拝殿。



社殿も開け放たれ、右側にある社務所も開いているのに人はいない。
きっと誰かがいるのに、今この一瞬のうちにすべての人が消えて、
自分だけがこの場所で息をしているかのような。

そんな不思議な気持ちになっちゃいました笑




さて、社殿の前はこんな感じで
広い空間の向こうにどーんと構えている社殿がありました。




社殿の渡り廊下
狛犬 凛々しい
ヘッダーの画像 全容



4.御朱印

社務所向かって右側手前に社務所がありました。
社務所の脇が待合室みたいな所で、そこは窓が開いていたのですが、社務所自体の扉は開いてなくて。

扉に書置きの御朱印が入ったクリアファイルが2つ吊るされていていました。
「御朱印はこちらからどうぞ。初穂料300円」みたいな貼り紙とともに。
御朱印を1枚クリアファイルから頂き、一緒に吊るされている別クリアファイルにその初穂料となる300円を入れてきました^^

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