寝る前の備忘録24「自分のアバターを意識する2」
自分の「アバター」の定義は説明できたかと思います。
では、それを意識するとはどういうことか。
端的にいえば、「自分が今どのアバターでいるべきか意識する」
ことです。言い換えると
「自分が今どの環境に晒されているかを意識する」
ともいえます。これは「環境」に直接いなくても、意識することが大切ですね。私はそう思います。
例えば、「朝起きる」時間についてもそうですね。「会社」に行く日はそのアバターなので、朝早く起きますが、休日は「プライベート」のアバターなのでゆっくり起きることもあります。
他には休日には「プライベート」でいても、夜には「会社」のアバターを使って靴磨きをする…などなど、いままで意識したことないかもしれないですが、その実ガンガンアバターを使い分けて行きますよね。
で、これを意識していないとどういうことが起こるのか。
本当の私はこんなことしたくない!
というような無駄なこだわりが生まれてしまう恐れがあります。
靴磨きを例に挙げると、社会人として必要なことである一方で、個人的には面倒臭いと思います。
ここで、自分の中の「会社」で使うアバターになれずに「友人」アバターだったりすると、「なんで面倒臭いことをしなきゃいけないのか」とか、あるいは「そんなので評価されたくない」などという考えが浮かんでしまうかと思います。
でも、面倒だとしても必要なことですし、それで評価されるのは「社会人」としては当然なのです。で有れば、「会社」アバターではそれを理解することで靴磨きは必要だからやる、という結論に行けるのです。
ここでもう一つ問題があるとしたら「会社」アバターを持っていないとすれば、どうでしょうか。きっと「面倒だな…」と思うアバターしか自分の中にないので、多分できないでしょう。
必要に応じて自分のアバターを作らないと、その環境で求められていることができる自分に移行するのに時間がかかります。
しかし、一度アバターを作れば、そのアバターになるだけで必要とされることができる状態に自分を持っていけます。ゲームと一緒です。モンハンのキャラとマリオでは求められることが違いますよね。
それを使い分けることで、私たちはいろんな環境で生活しているのでしょう。しかし、意識しないと混ざってしまって混乱してしまい、場合によっては無駄なこだわりが生まれてしまうことがあるでしょう。
そうではなく、その場その場で必要とされる条件に自分を適応させられるようにすること、それによって自分を変えていくこと、これができれば巡り巡って自分がそれぞれの環境で楽に生きることができるかな、と思います。
そんなことを意識しながら、必要に応じてアバターを作りながら、生活することを心がけてみようかな、と思いながら今日はもう寝ます。
それではみなさま、おやすみなさい。
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