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Apple Pencil2の登場によって紙とペンを完全に捨てた話

Apple Pencil2が登場してまもなく2年になろうとしていますが、私が「紙とペンを全く使わない生活」もまもなく2年になろうとしています。

iPadが登場した直後にも、Apple Pencilが登場した直後にも、何度も「iPadだけで仕事をできるようにしたい」と試行錯誤してきたことが、Apple Pencil2の登場でやっと完成した、という感じがします。

すでに「紙とペン」を超えているApple Pencilの機能

iPad x Apple Pencilという話をすると、よく「紙と同じような感覚で使えるようになった」みたいなことを言われたりもしますが、個人的にはすでにApple Pencilというものはもはやそんな次元では存在していません。

わかりやすいところで言うと「Apple Pencilで書いたものはコピペができる」ということ。

例えば1枚の紙にマインドマップを書こうとするとき。マインドマップって慣れてないと難しいことがすごく多くて、ある程度書いてから「もうちょっとこっちの方に書けば良かった」とか「もっと小さくor大きく書けば良かった」ってなりがちです。

こういうのも「紙」に書いた場合は修正するのが難しいですが、Apple Pencilで書いたものなら移動もコピペもサイズ変更も超簡単。

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なんなら書いた文字の色を後から変えることもできるし、手書き文字の検索だって当たり前。

こういったことは「パソコンで書いたテキストデータ」では当たり前のことだったんですが、今や「手書きで書いたデジタルデータ」でも同じように当たり前になってきています。

持ち物の「個数」を減らせる

また「iPadだけ」の生活を始めて便利になったこととして「持ち物の個数が減った」というのが挙げられます。

紙とペンを使っていた時の持ち物は、重さこそiPadよりは(たぶん)軽かったんですが、ノートを持って、ペンを何種類も持って、なんならハサミやマスキングテープまで一緒に持ち歩いて、、、みたいな感じで持っていく荷物の絶対量がすごくたくさんありました。

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これが、今の筆記用具はiPadとApple Pencilの2つだけ。なんならApple PencilはiPadにくっつけて持ち運べるので1個とも言えるくらい。

荷物の個数が減らせるというのは管理の手間も大きく減らせるので、そういう意味ですごく身軽にもなった、と言えます。(しかも当時は、iPadだけで出先の用事も済ませたいと思ってiPadも持ち歩いていたので、荷物はさらに多かった)

アプリの充実で仕事の多くはiPadだけでできるようになってきた

iPad初代の登場から10年がすぎ、Apple Pencilが発売されてからもすでに5年の年月が経過し、今までパソコンでやってきた多くのことは、すでに普通にiPadだけでこなせるようになってきています。

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有名どころで言うと、お絵かきアプリのProcreate

このアプリが登場してから、お絵かきは完全にiPadのみで完結するようになりました。

画像やイラストを扱うような場合には、Affinity PhotoやAffinity Designer

「Photoshop」や「Illustrator」に変わるアプリで、AdobeのPhotoshopと違いAffinityシリーズは「MacでもiPadでも同じ機能が使える」というのが特徴です。(もちろん、データはシームレスにMac、iPadでやりとりができます)

動画作りにはLuma Fusion。今現在「ごりゅごcast」の名前でYouTubeのチャンネルをやっていますが、この動画作成に関しても全てiPadアプリLuma Fusionで動画を作っています。

唯一最後まで「紙を使っていた」のが「ノートをとる」という用途だったんですが、これも2019年にGoodNotes というノートアプリがバージョン5になったことで全て解決しました。

GoodNotes 5は以前のバージョン4からデザイン、使い勝手が洗練され、紙のノートでやっていたようなことは全てこのアプリだけでまかなえるようになりました。(上に書いた手書き文字の拡大縮小やコピペ、移動などは全てこのアプリで実現できます)

紙かパソコンかiPad、どれか1つだけ選べと言われたら迷わずiPadを選ぶ

と、ここまでずっとApple Pencilを褒めてきていますが、もちろん紙やパソコンならではのメリットがあることは理解しています。

iPadは最大でも12.9インチ。それよりも大きなA3サイズの紙には面積で負けるし、今はiPadをモニターに接続することはできますが、パソコンのように大きな画面サイズで快適に表示できるような最適なレイアウトにもなっていません。(一部アプリは外付けモニタ用のレイアウトというものが存在するが、機能的にこなれていないし、絶対数自体が少ない。何よりも、直接タッチできる範囲はあくまでiPadの画面部分だけ)

それでも、仕事で使うツールを1つだけ選べと言われたら迷わずにiPad x Apple Pencilを選びます。

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その理由はたった1つ。iPadはApple Pencilが使えるから。Apple Pencilのおかげで、パソコンでやっていたことも、紙でやっていたことも今までよりもずっと直感的で、便利になったから。

スクリブル(ブラウザの検索窓など、どこでも手書きができる)のように、これからもっとApple Pencilが便利になっていくことにも大きな期待が持てる、という点でも、iPad x Apple Pencilの組み合わせを選ぶ理由でもあります。

Podcastでも話をしています

同じような話は、Podcast番組「ごりゅごcast」にて平日週5回、ほぼ毎日99%の確率で配信をしています。

今回の話は以下からご視聴いただけますので、こちらもどうぞ。(Podcastではもう一歩踏み込んだ話をしています)



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