フリーランスの営業マンになって仕事を取るコツ
こんばんは。嶋田です。
今回はフリーランスの営業マンが仕事を取るコツについてお話をしていきたいと思います。
この記事を読んでいる方の中でも、現在営業をしていて将来独立をしたいと考えている方はいると思います。
しかし、いざ独立をしても来月、再来月のお金がなくてはご飯も食べていけません。
今回お話する内容を事前に知識として仕入れておく事で、独立後だけではなく独立前の動きが大きく変わると思いますので、将来フリーランス営業マンとして独立をしたい人は参考として本記事をお読みください。
1.フリーランス営業マンとして稼ぐ方法
まず初めにこの点を理解しておく事が重要です。
初めに回答を申し上げますと。
1.商品を仕入れて販売する(代理店販売)
2.商品を販売したい会社の手伝いをする(営業代行)
基本的にこの2つになります。
1.のメリットとしては、売れたら売れた分だけ自分の売上になるので、スケールできる可能性があります。
デメリットとしては売れなければ1円も入ってこない為、すでに「販路」を持っている方は成功する可能性もありますが、売上がない状況でいきなり販売代理店で独立するのはリスクが高いと考えます。
独立直後には不向きですが、売上を安定させるという意味では必要と感じます。
2.のメリットとしては、案件さえ取れれば毎月固定で売上が発生する点です。また、高単価で複数の案件が取れればフリーランスでも100万円くらい稼ぐ事は可能です。
デメリットとしては、大きなスケールが見込みにくい点です。常にクライアントの販売支援をしているので自分に顧客がつくわけではありませんし、自分1人の稼働には限界がある為売上の限界が見えてきます。
また、契約が満了になったりプロジェクトが終了する事もある為、常に新規の案件を取れる状態にしておく必要があります。
大きなスケールが見込みにくい。と表現したのは、営業マンを増やして支援する事で売上増加が見込める点からです。
上記が1,2のそれぞれのメリットとデメリットです。
私のおすすめとしては、短期的には2.の営業代行で独立をして稼ぎ、その稼いだお金で3.自分のサービスや商品を作る事(上には書いていませんでした。笑)が理想的と考えています。
ちなみに私もこのやり方で独立をしています。
2.仕事の多い業界・業種・特徴など
もちろん伸びているIT業界などは仕事が豊富にあります。
逆にいうと、ITの要素が全くない業界は成長する傾向ではないと感じます。
なので、「IT×建設」「IT×教育」といったようにIT関連は狙い目だと個人的には感じます。
その中でもVCから出資をうけているベンチャー企業は、営業人員が足りていないので実績のある方であればすぐにでも契約してくれると感じます。
また、地域としては東京がやはり案件が多い傾向です。
3.求められるスキル
結論、新規開拓のスキルが重要です。
逆にいうと営業マンに求める事は新規開拓しかないといっても過言ではありません。
もちろん、独自の販路や業界知識があると優位に働く可能性が多いのですが、なんといっても新規開拓する為のアポ獲得力は必須です。
ぶっちゃけ、アポさえ取れれば、あとは数をこなすだけというところもありますので、このスキルなくして営業代行の仕事をするのは不可能に近いと考えます。
私はB2Bであれば、ほとんどの業界のアポイントを取得する事は可能だと思ってます。
リストがなくても自分でターゲットリストを作成し、月額900円程度のガラケー1代でアポイントを獲得します。
一方で成果をあげるという点では、ITの知識とソリューション営業ができるかによって大きく変わると感じます。
ITの知識という面でいうと、前にお話をしたように伸びている業界のほとんどがIT関係です。
となると、ITの知識(特にWEBマーケティング)の知識を持っていると強いです。
そしてソリューション営業です。
モノや情報が溢れ、お客様が商品・サービスの選択に悩む時代になっております。以前からの御用聞きやモノ売り営業では通用しません。
営業マンの役割は、売ることではなく、お客様のニーズを満たすこと。そのニーズを満たす手段として自社の商品・サービスを紹介し、その結果として購入してもらうことです。
「ソリューション営業」とは、ニーズをくみ取り、お客様以上にお客様のことを真剣に考え、お客様の真の課題解決を目指し、長期的なWin-Winな関係を構築する営業手法のことです。 引用:ソフトブレーン・サービス株式会社 ホームページより
ソリューション営業とは、課題解決営業とも言い換える事ができます。
現在は、インターネット上に情報が溢れている為、ただプロダクト(商品やサービス)の機能や価格の話をしても契約の決定打にはなりにくいです。
むしろ、今後は商品の内容を話すような営業(説明するだけ)などはAIや動画に代替え可能な部分なので必要性は減っていくでしょう。
ヒアリングをして顧客のニーズをくみ取り、お客様の課題解決ができる営業マンが求められていく傾向にあると考えます。
3.マッチングサイトを活用しよう
と、ここまで、フリーランス営業マンが稼ぐ為に必要な大枠の概念をお伝えしてきましたが、具体的に案件を獲得する方法をご案内します。
私がオススメするのは、まずはマッチングサイトを活用しようです。
その中でも比較的に安定的で高単価で仕事が取れるサイトをピックアップしてみたので、早速、どんなマッチングサービスがあるかを見ていきましょう。
CARRY ME(キャリーミー )
株式会社Piece to Peaceが運営するマッチングサイトです。担当者が1度面談の時間を設けて登録者のスキル確認をしてくれます。マーケティング・SEO、営業や新規事業の立ち上げ、プログラミングと幅広く案件があります。
CARRY MEは、ただ単に、プラットフォームを企業と個人に提供している訳ではなく、相性の良い案件があったらフリーランスに紹介したり、また、企業側にもマッチする人材がいたら積極的にご案内するなど、一部人を介在させる事でプラットフォームの質を担保している印象があります。
kakutoku(カクトク)
kakutoku株式会社が運営するフリーランス営業マンとの企業のマッチングサイトです。一度、登録をすれば掲載案件に自分で応募する事ができます。また、基本はリモートワークの為、自分の時間を作りながらもフレキシブルに業務をこなしたい方には向いていると感じます。
一方でフリーランスの営業マンとして、実績や幅広いスキルを求められる傾向があると感じます。
Workship AGENT
株式会社GIGが運営するハイレベルなスキルホルダーのためのフリーランス案件マッチングサイトです。エンジニア、デザイナー、ディレクター、マーケター、人事、広報、ファイナンスなどの案件があるそうです。
フリーランス営業マンの案件は少ない印象をうけますが、営業経験のある優秀なマーケターなどであれば、マーケターとしての案件が取れるかもしれません。
Lancers Pro
皆さんご存知のランサーズの「Pro版」です。こちらは活用した事がない為、WEB上でリサーチした内容ですが、事前にオンライン上で面談してから仕事をスタート出来る事、仕事を開始するにあたりランサーズの担当者が間に入ってくれる事が特徴のようです。
4.案件を通して自分を成長させよう
と、ここまで、フリーランス営業マンとして必要なスキルや前提知識をお話をしてきましたが、本記事で最もお伝えしたい事は、いろんな案件にチャレンジして自分を成長させようです。
私自身、独立した時はWEBの知識もなく、営業マンとしても圧倒的に優れた能力がある状況ではありませんでした。
しかし、仕事がないヤバイ状況や、スキルが足りなく逃してきた案件もあり悔しい思いをしてきた経験があります。
このような経験をする事で、今までできない事ができるようになったり、知らない事を知れたり、と人間はチャレンジする事で成長していきます。
フリーランスというと「自由」というイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、その言葉に甘えてチャレンジと成長を怠ってはいけません。
5.自分のビジネスを持とう
私の考えではありますが、上記のようなマッチングサイトを活用し、空いた時間で自分のビジネスを築く事が重要だと考えています。
独立した方が安定だ、とか、サラリーマンが安定だ。という話が巷で上がりますが、「自分のビジネスを構築」する事が一番安定のような気がします。
もちろん、そんなの誰もができるわけじゃない!という声も聞こえそうですが、逆にいうと、皆んながやらない方向にチャンスが眠っているとも捉えられます。
なぜなら、皆がやる事=競争が激しい。と捉える事ができるからです。
私は、常に皆んながやらないような事を積極的に選んできたつもりです。
最初は、飲食店の経営者になりたくて、だからこそ新しいやり方を発見する為に異業種に転職しました。(意味わかりませんがそのように感じました。笑)
同じ業界、同じ考えの人と連んでいたら同じ答えしか出ない。
そのように感じたからです。
6.まとめ
いかがでしたでしょうか?
意外と簡単ではないでしょうか。
ポイントは正社員の時に上記マッチングサイトに登録をしておき、自分のスキルがフリーランスで通用するかを事前に確認しておくと良いです。
私のように無計画で飛び込んでしまうと焦るので、事前にこれらの情報を知った上で独立をすると心の余裕が違います。
間違っても無計画(なんとかなるだろう。)といって、辞めないこと!!
案件が決まるまでには時間がかかりますので、退職する前に営業をかけて起きましょう。
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