心機一転｜転職しました
前職場は、パワハラ社長とサイコパスお局が支配する漆黒のブラック企業だった。
入社後、先輩社員に「本当にここに正社員として入社していいの？大丈夫なの？」と心配されたのが入社して2～3日後のこと。
その時は「大丈夫ってどういう意味だろう？なんでこんなこと聞かれるんだろう？」と分からなかったが、数日が過ぎ数週間が過ぎ、どうして「いいの？」と聞かれたのか、どうして「大丈夫？」と聞かれたのかが痛いほど分かった前職場。
辞職に至るには色々あったが、すんなり辞めれて良かったと思うと同時に、パワハラ社長の完璧すぎる外面に騙されてしまった自分は、まだまだ甘いなと勉強になった。
そんな漆黒のブラック企業から脱出し、転職をした。
6月から心機一転。新しい職場で働いている。
心機一転｜前職場は漆黒の闇
新たな職場に関して書く前に、全職場について少し。
前述したように、前職場は漆黒のブラック企業だと思っている。
毎週水曜日に、昼休みを削っての昼礼。
毎週金曜日に、昼休みを削っての工程会議。
パワハラ社長から1人が抱えるには多すぎる仕事を振られまくるが、時短パワハラで残業は許されない。
なので、毎日 昼休憩なし、昼食なし、賃金支給なしでご奉仕。
9時間ぶっ続けで仕事をし続けていた。
気分屋のパワハラ社長には八つ当たりされるし、言っていることがコロコロと変わるのでそれに振り回されるだけでなく、パワハラ社長は人の話を全く聞かない人、聞けない人なので、そもそも会話が成立しない。
こちらが何か言おうとしても、言葉を被せてきて止めることをせず喋らせてくれないのた。
おまけに、パワハラ社長はもともとの説明下手に加えて、言葉が圧倒的に少なく何を言っているのかさっぱり分からない。
質問しても、人の話を聞けないのでこちらの質問は一切聞いておらず、勝手に人の質問を想像して勝手に答え始めるため、トンチンカン回答の連続。
まともに会話ができないのだ。
パワハラ社長と会話のキャッチボールをすることは不可能。
そんな人に道具のようにこき使われる日々の中、CADを描かないという理由で減給命令。
はっきり言って、大量の仕事を振ってきて「自分の案件は何よりも最優先でやれ！」と恫喝してくるようなパワハラ社長のお陰でCADなんて描いている時間は作れない。
それを遠回しに伝えると「家に持って帰ってやれ！」と言われ、賃金も出ないのに家で仕事はできないし、仕事のために私生活を殺せということなのか？と聞くと「それができないなら減給やな」とあっさり言われた。
「遠回しのクビということですね？」と聞いたら黙ってうんともすんとも言わなくなり、話を逸らす始末。
正直、減給の話が出なくても遅かれ早かれこの職場は辞める気満々だったためいい機会だし、パワハラ社長自身が私のことが大嫌いだから辞めさせたいのだろうと都合よく解釈し「なら辞めます」と辞職に至った。
（パワハラ社長は本当に私のことが大嫌いでした。お互い様♡）
そして更に厄介者だったのが、サイコパスお局。
この人が、この職場の癌だと誰もが言っていたし、私もそう思っていた。
思い出すのも嫌なので、サイコパスお局に関しては触れないが決してまともな人間ではなかったとだけ断言できる。
普通の神経をした、赤い血の通った人間ではない。
宇宙人と表す人もいたほどだ。
前職場は、パワハラ社長やサイコパスお局以外にも、曲者すぎる人もいたし、パワハラ社長のお父上とお母上も働いていたので、社内には親子関係と夫婦関係が存在し、親子喧嘩や夫婦喧嘩もよくありそれに関連した八つ当たりをされる人もいた。
パワハラ社長もその親も、あまり賢くなく公私混同も酷かった。
私生活と仕事を切り離して考えられない人達だったのだ。
正直、会社の体制もメチャクチャ、書類管理も杜撰だったし、よくこれでやっていけているなと不思議に思うほど。
この職場以上に悪いところはないだろうと言ってもいいくらい、人も会社も酷いところだった。
もう二度と会社の建物自体見たくないと思うほど、精神的にここまで追い詰められたのは前職場が初めてだった。
ここだけの話、このまま終わらせる気はさらさらない。。。
心機一転｜6月から新入社員
そんなブラック企業から脱出し、6月X日から新しい職場に勤めている。
前職場は建設（建材）関係の会社だったが、新しい職場は鉄鋼関係。
以前、鉄鋼関係の職に数年就いていた経験もあり、そこでCADを触っていたので、CAD職希望で探していたところ今の職場の求人を見つけた。
初めて転職サイトというものを使って転職活動をしていたのだが、気になるリストみないなものに今の会社を登録していたら、会社側から「面接来ませんか？」というようなメッセージをいただき、応募に至ったという経緯だ。
私は20代の頃、やりたいこともなく職を転々としていたので職歴が多い。
なので、書類選考が通らないことが圧倒的に多いのだが、今の会社の社長は職歴をあまり気にしないタイプのようで、面接でも職歴に触れられることはあまりなく、社長の会社説明をたくさん聞いて、CADに関する質問に受け答えして「採用の方向で前向きに検討してお返事します」と言われ採用してもらった。
職歴云々ではなく、とにかくCAD職が欲しかったのかもしれない。
現職場は今のことろ、ごくごく普通の会社といった印象で、特別良くもなければ悪くもないといった感じだ。
ブラック臭は今のことろしない。
配属された部署は、入社前から聞いていた通り（求人票に載っていた通り）の切断工場。
社内で製作している製品の小さなパーツを切る部署で、新設されたらしい。
なので、工場自体も切断機もCADも事務所も何もかもが新品ピカピカの状態でとても気持ちが良い。
今まで外注に出していたパーツ切りを社内で行い出費を抑えて、それがうまくいくようなら外からのパーツ切りを受注したいという狙いがある様子。
いかんせん新設された部署で、今まで切断加工機を使ったことがない会社なので、今私が使っているCADも切断機も使える人が社内には誰もいない状態。
工場や事務所だけではなく、根本から新品状態（笑）
それは、入社前から聞いていたことだし過去の会社で切断加工機のCADを3年ほど触っていたので、直感で触れるような気がしていた。
実際触ったら、図面のひき方は使ったことのあるCADと似ていたので問題なさそうだし、メーカーのサポートに加入してくれているので、いつでもサポートセンターに電話してリモートで操作などを教えてもらえる体制になっている。
ついこの前も、操作が分からずサポートセンターに教えを乞うた。
全部が新しい状態からのスタートなので、本当に心機一転といった心持ちでいる。
心機一転｜個々バラバラ感
現職場は、本社ビルがありその隣に小さな工場がある。
そして本社から少し離れた場所に、設計の社屋、私が配属になっている工場があり、別の市に事務所があるという体制。
社員は30名近くいるようだが、不思議なくらい社内に人がいない（笑）
本社には、事務員が社長の奥さん含めて4人。
忙しい時期になると社長の弟（専務）の奥さんがヘルプに来るらしい。
設計は2名。
所属工場は、元々4名でこの6月から私自身と同期入社1名で、合計6名になった。
他の人達は全員が現場の人で、基本的には外に出ていることが多いと聞いたし、出張も多いから社内にあまり人がいない状態の様子。
そして、勤務状況はタイムカードがなく手書き日報での管理。
今時珍しいな、とは思った。
でも手書き日報があるし、タイムカードがなくても、勤務状況が管理できていれば違法ではないので個人的には何とも思わなかったが、同期入社の女性はそこら辺をピックアップしてブラックだの信用できないだの文句を言っている。
（この人、毎日文句ばかり言っていて うるさくて仕方ない（笑）文句があるなら直接言いに行けばいいのに。）
過去にタイムカードもなし、日報もなしで「どうやって勤務管理しているの？」という会社に勤めていたことがあるので、日報がちゃんとあるだけマシだと個人的には思っている。
自己申告が苦手、自己管理が苦手なタイプには、現職場は向かないかもしれないと思っている。
本社、設計、工場と近辺にまとまってはいるが、3ヶ所バラバラなところにあるからなのか、それぞれが独立している雰囲気を感じている。
工場勤務の人は、本社に出勤することがない。
直接工場に出勤して、そこから本社に立ち寄ることもなく直帰。
設計も同じだ。
本社勤務は、当然 本社に出勤してそこから帰る。
分からないことがあれば、工場内の別事務所にいる事務員に聞けば教えてもらえるし、必要なものも言えば準備してもらえる。
社員のフットワークは比較的軽く、言えば即対応してくれることが多い様子。
本社が別の場所にあるので、聞きたいことをすぐに聞けずワンクッション挟むという不便さがあり、どうしてもバラバラ感を感じてはいるが、それが特別に嫌ということもなく、個人的には今のことろ良い体制と良い環境に身を置けていると思っている。（今後どうなるのか分からないが）
心機一転｜さいごに
採用になって会社説明で2度目に会社を訪問したとき、社長が設計や勤務先の工場に連れて行ってくれて、紹介してくれた。
その時に、社長と社員の関わり方をチラリと見て、社長が来たからといってピリピリした雰囲気を出す人もいなかったし、社員も比較的リラックスして社長と接している雰囲気を感じれたのは良かった点だった。
そして、事務にしても紹介してもらった現場の人にしても、第一印象の悪い人はいなかった。
全員ちゃんと目が合ったし、挨拶もしてくれた。
自己紹介のときに目が合わなかった人は多々いるが、そういう人が多い職場はだいたいが良くなかった経験がある。
主に人が（笑）
勤め始めて関りのある人は、今のことろみんな親切。
一番関りがありそうな設計の先輩女性社員も優しくて、加工機や工場で使っているCADのことは分からなくても、色々とアドバイスしてくれて助けてもらっている。
まだ切断工場は本格始動しておらず、今月中に試し切りをしてみて始動してみる予定の様子。
本格的に始動し始めてどうなるのかは分からないが、良くするのも悪くするのも新設された切断工場に配属された自分次第かなと思っているので、軌道に乗せられるように頑張ろうと思っている。
今の時点で会社に対して不満はないが、一つ引っかかっていることがあるとすれば同時期に入社して同じ切断工場勤務になっている女性くらいか。
結構。。。いや、かなり面倒くさい女で、どうしたもんかと思っている。
彼女に関しては今後アップすることが増えそうだなと感じている（笑）
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