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一級建築士製図試験 語呂合わせ#1

※この記事は令和5年度試験用の内容です※

本日は、語呂合わせ#1として、製図試験で覚えておくべきゴロ合わせをお届けします。
製図で使う法規的な内容は、違反すれば一発アウトになる可能性が高くなりますが、うまく使うとプランが楽にまとまります。
作図でも記述でも、課題をやりながら覚えるつもりで進めていましたが、製図2年目(S資格長期)の最後の2週間くらいになって「あ、これ単語帳で毎日唱えなきゃいけないヤツだ」と気付きました。。。
6時間半の中で十分なチェック時間を捻出するためには、反射的に正しい内容がすらっと出てくるようにする必要があります。ゴロ合わせにする事で、
頭が真っ白になったとしても必要知識がきちんと出てくるようにして、ランクⅠを目指しましょう!

なお、私が通学したS資格の講義内容がベースになっているので、他校の教えとは異なる箇所があるかもしれません。自分が習った内容で覚えるほうがいいと思うので、その場合はゴロ合わせをアレンジして利用いただければと思います。


今回の記事でご紹介するのは、以下13項目となります。


斜線制限

1)過去問の分析から見えてくること

最初のゴロ合わせをお伝えする前に、過去問の斜線制限・・・用途地域、道路幅員、建物階数などをまとめてみました。(クリックorピンチアウトで拡大します)

道路斜線の検討結果が図示必須となったのは令和3年からですが、
令和2年、令和元年2(12月実施)の標準解答例には斜線の記載があった事から、このあたりから斜線検討を図示させたかった事が伺えます。
プランに影響し、また斜線抵触により合否をわけることから、斜線検討の図示は今年以降も続くのではないかと思われます。

令和元年以降、道路斜線の検討に絡んできた条件は
・2A緩和の有無
・後退緩和
などで、後退距離に絡んできた条件は
・車寄せ、庇、屋外階段、バルコニー、塔屋
あたりだと思うので、これらは確実に履修して下さい。

しかしながら、製図試験は、毎年必ず「初出題で受験生のメンタルをえぐる」条件が幾つか仕掛けられます。どんなに勉強しても知らない内容が必ず出てくると思って、それに引きずられないように割り切るメンタルをご準備下さい(笑)。
とはいえ、準備するに越したことはないですよね・・・実は、過去問の傾向から予測をたてるのは、あながち無駄にはならないと思うことがありました。令和3年で床面積合計範囲の指定がなくて動揺し、必要以上に課題文を読みまくり「どこかにひっそりと書かれているのではないか」と時間をロスした経験から、「令和3年で面積指定がなかったから、令和4年は階数指定がなかったりして」と思ってました。通学の課題では階数自由の課題はなかったと記憶してますが、試験当日階数自由なのを見て「やっぱりね」と思いました。課題がなかったので階数自由の練習は全くしてなかったのですが、解き方を軽くシミュレーションしていたので、ここに関しての動揺は全くせずに済んだのでした。

という事で、今後斜線検討で条件になりそうな内容を考えてみました。

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