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言動が不一致の横浜市監査委員会

割引あり

377万の横浜市民の皆さま、お疲れ様です。
本日も横浜市行政のおかしな点をご紹介します。

本日は監査委員についてです。
ここも明らかにおかしなことを市民に向けて言う組織でした。

監査とは何か?


横浜市役所

まず市民の皆さまへ「監査」とは何かをご説明します。
監査とは以下の通りです。

市民が、市長・市職員等による違法又は不当な財務会計上の行為や違法又は不当に財産の管理を怠る事実があると考えるときに、監査委員に対し監査を求め、当該行為の防止、是正、当該怠る事実を改め、又は市が被った損害を補填するため必要な措置を講ずべきことを請求することができる制度です。(地方自治法第242条)

住民監査請求制度

横浜市の職員(教育委員会含む)や市長が、皆さまから集めた税金を違法、または不法に使用していると思ったときに、市民が監査委員会へ訴えを起こすことができる仕組みです。

監査委員が「疑わしい」と思ったら該当の職員、市長を呼んで質疑を行い、資料を提出します。質疑と提出資料を元に監査委員が訴えが正当かどうかを判断して、請求した市民へ回答をします。

これが監査です。
行政が真っ当に動いているのかどうかを、チェックするために必要な仕組みです。

因みに国政ではありません。理由は、国会で承認された予算を市民(国民)のために使うのは市区町村役場の職員だからです。

7月に横浜市役所で監査が開かれました

2024年7月、横浜市役所では3回の監査の質疑が開かれました。予算を違法に使っていると市民から訴えられたのは横浜市教育委員会です。

監査が通った理由は以下の事件が発覚したからです。

横浜市教育委員会は、児童生徒にわいせつ行為をした教師の裁判を一般市民が傍聴できないよう、教職員に動員をかけて傍聴席を埋めていたことが明らかになりました。

動員された教職員は1回につき、50人。傍聴阻止は3年間に渡っていました。

この恐ろしい事件は神奈川県のメディア以外でも報じられ、教育委員会は謝罪(お腹の中は知りません)に追い込まれました。

この事件で、驚きなのは動員された教職員に出張旅費が支払いされていたことです。教育に関することではない。しかも不法行為をしたのに出張旅費を支払うなんてあり得ません。

そこで市民から監査請求をされて、7月に3回監査をされることになったのです。

2回分の監査結果が8月2日に請求者へ届きました

監査の質疑は公開で実施されており、私は7月4日と同10日に開かれた監査の質疑を傍聴してきました。

その時の詳細はnote記事で公開していますのでご興味のある方はご覧ください。

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