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記者会見で嘘をついていた横浜市教育委員会

372万の横浜市民の皆様、お疲れ様です。
本日も横浜市行政のおかしな点を市民の皆様にお届けしたいと思います。

本日取り上げたのは、組織で犯罪的な行為を行った横浜市教育委員会です。
この人たちは小おごに及んで嘘をついていたそうです。

改めて横浜市教育委員会が行った犯罪的な行為をおさらい

ご存知の方も多いと思いますが、改めて横浜市教育委員会の犯罪的行為のおさらいからスタートです。

横浜市教育委員会が教員による児童や生徒へのわいせつ事件の裁判で、一般の人が傍聴できないよう、職員を動員して傍聴席を埋めていたことが明らかになりました。市教委は被害者のプライバシーを守るためだったとしていますが、市民の傍聴の機会を損なう行為だったとして謝罪しました。

横浜市教育委員会の会見によりますと、教員が児童や生徒に対してわいせつな行為を行ったとして逮捕・起訴された4つの事件に関し、2019年からことしにかけて横浜地方裁判所で行われた合わせて11回の公判について、傍聴席を埋めるため、職員を動員していたということです。

横浜市教委 教員のわいせつ事件裁判で職員動員し傍聴席埋める

わいせつ教師の裁判に教員50人動員し、膨張させていました。手当も支払っていたのだから横浜市教育委員会が関与したのは明白です。

これがバレたのは東京新聞・森田真奈子記者のお手柄です。

市教委は組織ぐるみで傍聴を妨げているのでは。
 頭に浮かんだ。だが、被告が教員ということ以外に手がかりがない。そこで4月の公判後、傍聴人の1人の後を追った。乗り込んだ地下鉄の同じ車両で様子をうかがっていると、10分ほどで下車。横浜市南部学校教育事務所(港南区)が入居するビルに入っていった

なぜか満席の横浜地裁…記者は1人の傍聴者の後を追い、確信した 横浜市教委の「傍聴ブロック」発覚の経緯

要するに悪巧みがバレたから謝罪したのです。

5月22日の会見で言っていたこと

横浜市教育委員会は、5月22日に会見を開いて、こんな事を言っていました。

下田教育長は自分が教育長に就任した時に知ったと言っていました。これもウソだと思いますが、それはリサーチして証拠を掴んでからにします。

何せ下田教育長は22日の会見でこんな事を言っていたので疑わしい。

 下田教育長は「動員された人の中にも、おかしいと思った人ももちろんいると思う」として、職員への聞き取りを進めるとも語ったが、関係者の処分については明言を避けた

「傍聴ブロック」関係者を処分するかどうか明言せず 横浜市教育長「ズレている」と問題を認めつつ

こういう組織で犯罪的行為をした場合、トップである教育長含めて関係者に対して厳正に処分をするのが通常です。それなのに処分の明言もしないというのはどういうつもりなのでしょう?

そしてもう一つ気になる発言をしています。下の画像をご覧ください。

下田教育長

どういうことかと言いますと、裁判の傍聴を阻止したのが被害者保護のためという言い訳についてです。外部から、そうした声があったかのように思っていたということです。

証拠はあるのかというと、もちろんありません。この日の会見でも「確たる物は無い」と述べています。

5月27日の会見で急に証拠が出たと言い出した横浜市教育委員会

は5月27日にも横浜市教育委員会は、この件について記者会見をしていました。

市民の皆さん、ご存知でした?

市民が知らない時点で。不届き千万ですが都合の悪いことを隠したがるのが横浜市と自民党なのでお約束です。

この会見、動画が見当たらないので市がHPに上げた資料を元にお伝えします。

公判への職員傍聴呼びかけにかかる第三者による検証の実施について

5月21日の記者発表以降、内部調査をすすめる中で、傍聴呼びかけのきっかけになった外部からの 要請文書(2019年1回目の事案)が確認されました。今後、調査に第三者の客観的な視点を取り入れ るため、複数の弁護士を入れた検証チームにより、以下の内容について6月中を目途に検証し、その 結果を踏まえ、しかるべき対応を行います。

公判への職員傍聴呼びかけにかかる第三者による検証の実施についての会見資料


5/27会見資料

5月22日の会見では「ない」と言っていた外部からの要請文書が見つかったと言い出したのです。

それならば、なぜ5月22日の時点で出さなかったのか?

疑問しか浮かびません。もし仮にその文書があったからと言って、裁判の傍聴を組織的に妨害したことは許されません。

下田教育長もこのように言っていたではありませんか。

下田教育長

しかも弁護士で調査をするそうですが、内容は以下のとおりです。

検証項目について
(1)複数の弁護士を入れた法的検証 複数の弁護士からなる「検証チーム」により、以下の視点で検証を行います。
【検証内容】
・組織的な動員要請に至った経緯の検証
・法令遵守の立場から見た、公判傍聴への組織的な対応に関する法的な課題 ・動員による「公判傍聴」と「出張旅費支出」における公務の位置づけの可否

公判への職員傍聴呼びかけにかかる第三者による検証の実施について会見資料

この文章の注目ポイントは、以下の文章です。

「組織的な動員要請に至った経緯の検証」

組織的に裁判の傍聴を妨害したのは「外部からの要請」で、被害者のプライバシーを守るために行った、というシナリオを基に検証される可能性が高いことです。

そして、横浜市教育委員会が行った行為を犯罪だと明確に記載している法律はありません。解釈で犯罪と認められる行為です。

つまり「法律違反ではない」と解釈すればいくらでも逃げられるのです。

しかし、倫理的に逃げられないから軽い処分をして幕引きを図るでしょう。もし、このシナリオ通りに動いたら横浜市教育委員会は、今まで以上にやりたい放題です。

自分たちの汚点は徹底して隠すでしょう。いじめで亡くなった中学生の調査をしなかったように。

この事件、徹底的に追います。情報開示請求もしますし、直接電話取材もします。

横浜市教育委員会は関心が薄れることを臨んでいるでしょう。しかし調べている人間がいれば変わってくるかもしれません。

横浜市民の皆さん。横浜市教育委員会を監視してください。

奴らは見られるのが一番イヤなのです。まともな教育行政を取り戻すために監視しましょう。

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