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「共依存」という鎖を断ち切るために、わたしたちがやるべきこと

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わたしが「共依存」症者であることに
気づけたことはわたしの人生を大きく変えた。

そして「共依存」について理解を深めていくと
アダルトチルドレンのかかえる苦しみの核にあるものは「共依存=自己の喪失」だということがわかった。

つまり毒親育ちでアダルトチルドレンのわたしたちは程度の差こそあれ総じて共依存症者であるということ。

わたしだけが特別に共依存症を患っているというよりは、共依存症はそこここにある、わりとポピュラーな症状であるのだ。

日本では他人のために自己を犠牲にして尽くすことが美徳とされがちで、それは特に女性に対して求められている。そうした日本人が好む姿勢も実は共依存を美化したものに過ぎない。

そうした毒親育ちの共依存症のアダルトチルドレンは自らもアディクション(依存症)を発症したり、心の穴を埋めるために援助職につきやすい傾向がある。

しかし共依存症のアダルトチルドレンは援助対象との境界線がうまくとれず巻き込まれやすかったり、一生懸命に働き過ぎて燃え尽きやすい。


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うれしくて涙がでるよ