ぶっ飛びたいような

わたしは動いてるのが好きだ。
動きは止まっていても、脳みそは高速で動いている、みたいな。
常に何か考えてる。
推しとの妄想を請求書を作りながら繰り広げ、メールを打ちながら推しと喧嘩をし、仲直りをする。
二次元の三次元を行ったり来たりして日々生きている。

いろんなことを知りたくて、あっちいったりこっちいったり、一つのことに深く深く関わる人が羨ましいほど、興味の対象があっちこっちぴょんぴょんする。まあ仕方ないかこれがわたしかと思いつつ、もう7年目になる会社がなんだか窮屈に感じるようになった。

わたしは私を33年間続けているけど、まあそれは仕方ないので死ぬまで続けるしかないのだけど、小学校は6年、大学は4年、社会人という枠組みだと10年だけど、1つの会社に7年目、ああ自分が所属した中で1番長くいるなと思うようになった。

ある程度仕事がわかって、なんなら後輩というよりは部下というものができて、判断を求められる立場にいるけど、なんだか最近ぶち破りたくてたまらない心持ちになっている。

自分では意識していなかったけど、ある所属という枠に入っていて、最初はわからないことだらけだから枠に入っていることもわからないんだけど、年数が経つにつれて、この会社という枠に入っていて、所属していて、その中でいろいろしていた自分がいた、ということに最近気がついた。
気がつくと窮屈で、イライラして、そこから出たくて仕方なくなってきた。

他に行くところがないから、ここにいる。
深く何かができるわけじゃないから、何ができるかわからない。
でもなんかいろいろできる気がする、ではこの世界ではだめなのか。きっといろいろできると思うんだよ。ほんとに。

そう。動いてるのが好きなのに、枠の外に出られないように思えるんだよ。
目に見えるあっちに行きたいのに、なんか行けない。
行くためにはここから出ないといけないかもしれない。
どこに行きたいかわからないけど、ここから出たい。
動物園も水族館も、植物園も好きじゃない理由がわかるようになったわたしがいる。

風になりて〜〜〜と酔いながら思う。

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