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気持ちを代弁してもらう事

昨日の午後に健康診断があったので、お昼の会議を終えてから外出。
健康診断のメニューが一通り巡った後、医師との問診へ。

健康診断で事前に記入する問診では、何かしらの病気の治療中か否かを書く欄があって、私は子宮筋腫、卵巣嚢腫、子宮内膜症の「治療中」の箇所にチェックを入れていた。

医師との問診で、子宮筋腫の大きさとできた場所について質問された。
現状では7センチの筋腫が子宮の外側に出来てること、貧血の症状は出ていないことを話す。

手術をした方がいいと薦められると身構えていたら、先生がこんなことを言ってきた。

「生理を止めて筋腫が大きくなるのを抑えるか、手術するか、このまま経過観察して閉経まで待つか、この3つの選択肢になる。
昔はよく手術しましょうっていう医者も多かったけど、手術は傷も残るから不安だよね。」

頷く私。
それを見て先生がさらに一言。

「できることなら子宮は温存したいよね?
だってずっと一緒に過ごしてきたわけだしね。」

あー、先生私が思っていたことをズバリ言ってくれた。
と思った。

今は貧血のような自覚症状もなく、生理痛も月経困難症の薬で緩和できているので、自分の中では、手術が必要かの判断ができていない。

筋腫の大きさから考えると、今なら腹腔鏡手術で対応できるくらい。
ただし、入院は必要になりそうだし、手術をすると、1年間は妊娠できない。
このことが、手術を保留していた一番の理由でもある。

仮に手術をしても、可能であれば子宮は残しておきたい。
今の自分は彼氏もいないから、妊娠する可能性は低いけど、40年近く一緒に生きてきた臓器を取るのは寂しい。
手術で傷が残るのは、しょうがないかな、と思う。(筋腫が悪性であれば子宮ごと取るしかないんだけど…。)

先生とお話しして、ちょっと気持ちが軽くなった。
今の状況からどう変わるのか、今はわからない。

ーただ、自分が思っていたことを、言葉にして代弁してもらったことで、自分がそう思っている事を改めて知る事が出来た気がする。

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