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人が作ったご飯のありがたみ

緊急事態宣言が出て3週間が過ぎた。

ちっとも事態は収拾していないし、勤務先のビルテナントでも日々感染者が出ている。

ご飯はもともと自炊派で、感染リスク軽減のため、外食は控えることが増えた。ここのところ、外食といっても近所にあるお気に入りのパン屋さんでテイクアウトするくらい。

自炊は自分のためにやっていることだけど、元々得意じゃないし、お気に入りのパン屋さんで買っても、買うものが大体決まっているので、それも飽きてきた。

たまには人が作ったご飯が食べたい。今日のランチは外食だ。

そう決めて今日は近所の中華屋さんへ。前回の緊急事態宣言時にお弁当をテイクアウトした店へ。

今はお弁当のテイクアウトはしていないものの、(おかず類は昼夜問わずテイクアウトをしている。)ランチ営業は土曜日もやっている。ありがたい。

メニューを見て迷う。でもワクワク。

ぶた肉と野菜の炒め物か、麻婆豆腐か、イカと野菜の炒め物か。お店の人が近づいてきたので、最初に目が行ったぶた肉と野菜の炒め物のセットをオーダーする。

久しぶりに外でご飯も食べる嬉しさ。

席は満員ではないものの、今日仕事がある人達が入れ替わりでランチをとっている。私はカウンター席に座って厨房の様子を見る。人の為にご飯を作る光景を見るのが大好きなのだ。

あれはわたしのためのごはんか?いや、別の人のごはんだったか、ということを繰り返す。そうこうしているうちに、店員さんが私のご飯を持ってきてくれた。

出来立ての炒め物に口をつける。うん、美味しい。

人が作ってくれたご飯のありがたみ。自炊するとなおのこと感じるのが不思議。そうこうしている間に、無事完食。

ご馳走様です。美味しかった。

また来ます。

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