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【レストランレビュー】Arakataka

ミシュラン2021にも掲載された、洗練されたモダンノルウェー料理のレストラン。コスパもよく、自信をもって人におすすめできるお店です。
人気のお店なので、週末は予約(HPから可能)必須です。

Arakataka
住所: Mariboes gate 7B, 0183 Oslo
営業時間:火〜土 16:00-22:00
HP:https://www.arakataka.no/

Arakatakaへの行き方

オスロの中心地に位置するレストランなので、バス、トラム、地下鉄、電車、どの方法で訪れても便利な場所にあります。
オスロ中央駅Oslo Sからも徒歩約10分の距離です。

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床のタイルと木目調の天井が美しい店内

店内の席はテーブルとバーの2つのエリアに分かれています(写真中央の男性が座っているのはバーエリアです)。
今回はあいにくテーブル席の予約が取れませんでしたが、バーでも全く同じお料理が提供されるので問題ありません。広めの机と椅子があるか、ないかの違いです。
個性的な床のタイルの色形に、天井は木目調で、落ち着いた雰囲気の店内です。

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洗練されたモダンノルウェー料理

今回は、前菜からデザートまでの5品のコース、Arakatakas 5 retter(725kr)を注文しました。飲み物のテイスティングも625krでつけることができます。
アラカルトもありますが、このコースで提供されるお料理プラス数品が基本メニューです。英語のメニューもあるので安心。

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まずはビールで乾杯。生ビールも2種類あります。
そしてこちらのレストラン、サワードゥブレッドと、バターがすごく美味しいのです。バターは、ホイップクリームのような空気をたっぷり含んだタイプです。外はカリッと中はモチッとした、焼きたてのパンによく合います。

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前菜はHalibut, Kohlrabi & Bergamot
Halibut(オヒョウ)はノルウェーではよく見かける食材ですが、今回はなんとお刺身で。もしかすると低温調理だったかもしれませんが、レア感が強く、久々の白身の生魚だ!と感動。写真で白く薄く全体に乗っているのがコールラビで、ハリハリと大根のような感触。和風の出汁が効いたソースに、ほんのりワサビの香りも。

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2品目はSunchoke, "Løyrom" & Søl。
野菜のメインは、レンコンのようなシャキシャキとした感触が特徴のSunchoke(菊芋)のグリルです。冬が旬のお野菜です。
そして中央に鎮座するのがスウェーデン産のロイロム(白マスの卵)。個人的に北欧食材の中で一二を争う程好きな食べ物です。ディルとアイスランド産の海藻が入ったサワークリームベースのソースが、塩気のあるロイロムと菊芋に非常に合います。
こうやって家庭では中々食べられない食材の組み合わせを楽しめるのが、レストランのいいところですね。ちなみにこちらのレストラン、ロイロムのクリームパスタも看板メニューとして有名です。

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3品目はMonkfish, Celeriac & Bone marrow
魚のメインはこれから旬を迎えるアンコウ。そして運ばれて来た瞬間から、素晴らしいピエモンテ産トリュフの香りが漂います。
アンコウはフワフワで上品な白身で、タラほどタンパクでもなく、脂肪分がほどよい塩梅です。またマッシュルームの出汁が上品で、それだけでスープとして飲みたいくらいに美味しかったです。

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4品目はPork, Beetroot & Black Garlic
お肉のメインはポークショルダーに味噌ソース。マスタードシードのピクルスが、味も食感もアクセントになっていて、グリルされたビーツと良いバランスでした。
鮮やかな赤玉ねぎのピクルスが差し色になって、色味も美しいお皿です。

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最後はApple, Buckwheat & Juniper。
デザートはさっぱりしたホワイトチョコのアイスに、りんごとキャラメルソースが乗っています。Buckwheat(蕎麦)のクランチがサクサクとして、パッタイの中のピーナッツのように素敵な存在感でした。

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旬の食材をたっぷり使った、贅沢な5品でした。ロイロムを使った一皿が入っていたことが個人的には嬉しかったです。
また、ワサビに出汁、味噌、蕎麦と、所々に日本でおなじみの食材が使われていました。このようなモダンなレストランで日本食材が使用されることが非常に多くなってきたと感じます。中には、ちょっとこういう食材の使い方はしてほしくないな(日本での食べ方・他の食材との合わせ方と異なり過ぎて、違和感が美味しさを超えるレベル)・・・と思うレストランもありますが、その点Arakatakaは非常に上手い取り入れ方をしているように思います。

ノルウェーにしてはコスパもよく、家族や友人にもオススメできるレストランでした。ぜひ季節ごとに訪れたいです。



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