春の風物詩?!かもめの卵を食べてみた!
ノルウェー北部で4月下旬〜5月中旬に旬を迎えるかもめの卵。
ゆで卵と目玉焼きにして食べた感想をシェアします!
かもめの卵とは・・・?
春に北ノルウェーで収獲され、魚屋に並びます。
店員さんいわく、賞味期限は普通の卵と同じくらい、とのこと。
まずは大きさを比較。
縦と横のサイズを比較すると、鶏卵が6センチ×4センチ、かもめの卵が7センチ×5センチでした。見た感じだと1.5倍くらいでしょうか。実際に手に持ってみると、ずっしりして、動物の卵であることを感じさせます。
調理方法
今回はゆで卵と目玉焼き、2つの方法で調理してみました。ノルウェーではゆで卵にして、世界最北の醸造所・トロムソのMack's breweryのピルスナーを合わせるのが定番のようです。
ゆで卵
こちらがゆで卵です。鶏卵は12分、かもめの卵はプラス5分で17分茹でてみました。形はかもめの卵(右)の方が先がとんがっており、色も乳白色のような、ややグレーっぽい透明がかった白です。
輪切りにするとこんな感じです。黄身はかもめの卵(右)の方が色が濃く、オレンジに近い黄色、そしてグルグルと渦巻き模様になっていました。
目玉焼き
こちらがフライパンに割った直後の卵です。上がかもめ、下が鶏です。
途中経過。段々と白っぽくなってきました。既に黄身も白身も、ゆで卵にした時と同じような色味になっています。
少し焼き過ぎてしまいましたが、塩コショウを振って完成。
気になるお味は・・・?
かもめの卵の黄身は、チーズのような濃厚な味でした。感触はややねっとり。鶏卵の黄身のパサパサ感が嫌い、という方は、かもめの卵だったら美味しく頂けるのではないかと思います。
個人的には、黄身だけなら鶏卵よりかもめの卵の方が好みです。
白身はつるっと弾力があり、噛むとぐにゅっとした感じ。プルプルとして、柔らいこんにゃくのような感触です。味は鶏卵とさほど変わりません。
香りはほんのりとケモノ臭がしましたが、想像していた程の強い香りではありません。味を比べる為にそのまま食べて少し気になる程度だったので、おそらくマヨネーズ等をつければ感じないくらいかと思います。
ゆで卵と目玉焼き、どちらもお味はそこまで変わらず、調理法による違いは感じられませんでした。
ちなみにお値段は、1つ49.9kr。普通の卵が1個3kr(12個入りで40kr程度)なので、約15倍です。
かもめの卵は予想以上に美味しく頂けましたが、値段を加味すると、再度購入する程ではないかな、、、という結論に至りました。
ノルウェー滞在中、1度試すにはお手軽で面白い食材かもしれません。
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