第14話:攻め気

ざお!@上海

メンバー:だー、うらさん、ミスターK

1回目の半荘の「ミス」を引きずり、うらさんに、「裏ドラ3」を立て続けに振り込んだ僕は、結局の所、前半の3回の半荘で「3着、4着、3着」といつも通りな戦績で、またもや連敗かと思いきや、終わってみたらなんと久々の「プラス」で終える事が出来た!

然しながら、大きな「課題」を浮き彫りにした「勝ち」だった。

半荘を10回やり、戦績はこんな感じ!

4着 2回、3着 2回、2着 3回、1着 3回

いつもの僕からすると、猛烈に調子が良かったと喜びたいところだが、「2着の3回」が全て「オーラス」にまくらている。

あと1局の所でトップを逃しているのだ。

勝負に「たら」「れば」はないのは十分に理解はしているものの、この2着が「トップだったら」今日は「大きな勝ち」を手に出来たはずだ。

こういう局面で「勝ちきる」事が出来なければ、1年を通じてみたとしても「勝ち越す」事が出来ない。

今までにも、最終の1局でトップをまくられる事が結構あったので、戦いが終わってからの飲みながらの反省会で、今のところ戦績トップの「だー」に聞いてみた。

・オーラスでも「攻めていく」!

僕はオーラスでトップの時は、相手に「振らない」ようにする事に注力し、「攻め2割」、「守り8割」ぐらいな戦い方をしてしまっていた。

要はトップを「守ろう」としていた訳だ。

スポーツなどで、「優勝者」がよく言うセリフにこんなのがある。

「チャレンジャーのつもりで戦います!」

勝負事は「守り」にいったら「勝てない」と言う事なんだろう。

よくよく考えたら、「ビジネス」でもそうだ。「グーグル」や「アップル」、「アマゾン」などあれだけ他社を引き離し圧倒的な業績を挙げているにも関らず、常に「新規事業」や「新サービス」に取り組んでいるのも、それを止めたら「死んでしまう」事が分かっているからだ。

「勝ちたかったら、攻め気を忘れるな!」という事を思い知らされた日だった。



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