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矢場とん。

 独立のきっかけの1つでもあるのが家族旅行。

 結婚当初、ゴリラの収入が安定せずなかなか贅沢は出来ない生活。
思い返せば、結婚後すぐに可愛い息子を授かり、新婚旅行もままならない状況(てか金ないから論外)だったから旅行なんて考えもしなかった7年。

 妻の財テクを駆使して、キャンプとかたまにくらいは出来るようになってきたここ2〜3年ですが、飛行機でみんなで道外に旅行なんて身分不相応と思ってた。

 昨年、義父が亡くなりました。調子悪くなって、病院行って、癌がわかって、3ヶ月くらいでこの世を旅立ってしまいました。

 大切な人の死というものは、良くも悪くも人を変えてくれます。義母は変わりました。自分の残された人生を謳歌するべくしたいことをすると!

「1周忌が終わるまでは喪に服す。それが終わればたくさん皆んな(主に我が超絶可愛い息子)と楽しむ!」

 なんて逞しい人だと思った。

1周忌が開けて、旅行計画が進み、あれよあれよとトントン拍子。

3泊4日、名古屋・岐阜・大阪旅行が決行!

 ゴリラも妻ゴリラも40年くらい生きてて、北海道を出ることなんて数えるくらいしかなかったもんだから、そりゃもう楽しくて楽しくて!息子は初めての飛行機に大興奮!離陸直後に「とんだー!!」って叫んだ時は笑った。

 要所要所で美味しいもの食べて、観光して。楽しみながら頭の中では「世界は広すぎるなー」なんて大袈裟に感じてしまいました。

 お母さんの言うとおり人生楽しまなきゃ損。この旅行で確信しました。

 将来のことを案じ、財テクを駆使し、節制生活を送ることも大事だけど、時間は有限。金で買えない。そう思ったら38年間北海道に引きこもってたのはすげーもったいなかったなーと。

 息子をユニバにまた連れて行きたいし、九州でモツ鍋食いたい。新婚旅行で行きたかった沖縄も行きたいさ。海外も行く、妻をイタリアに連れて行きたいし。

 ホントこの旅行は全てが刺激だった。そして平凡な毎日を惰性で過ごしてた自分が何か間違ってるような気がしてなんとも言えない気持ちになった。夜はホテルでビール飲んでいつものダメ人間だったけど。

 息子が美味そうに味噌カツ食ってる姿が忘れられないんですよ。息子にはゴリラ以上に刺激に溢れた人生を送ってもらいたい。

「パパ!アメリカって遠いの?」
「じゃあ、来月確かめにアメリカ行ってみようか!」
なんて素敵だなーって。

 いつかこんなことを実現させるためにはサラリーマンで居続けるという選択肢は無くなりました。


それはそうと息子、味噌カツが相当気に入ったらしく、名古屋行きたい病が発症。
今年のふるさと納税の一部は名古屋になりました。


別に今の時代ネットで買えば現地行かなくても食べれるけど

「名古屋行って食べるからイイんじゃん!」だって。


わかる

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