【障害?障がい?】表記より大切なことって何だろう?
大学生の頃、特別支援学校の教員免許を取るために授業を受けていました。私も含め同じ学部の同期は特別支援の専攻ではないため、違う授業を受ける日も多くありました。
あるとき、2学年の全学部生が受講しなければならない特別支援に関する必修の授業がありました。そのときに一人の同期は隣で、私がノートに「障害」と書いていることに気づき、何かの紙に「障がいって書くんだよ」と書いてコソっと見せてきました。
指摘された時は何も思いませんでした。そして、その同期と偶然にも実習で同じ学校に行ったときに、特別支援学級の子と休み時間に遊ぶ機会がありました。
ただ、彼はあまり積極的ではなく、人がいないところで子どものことを馬鹿にしたようなことを他の実習生に話していました。
みなさんは、このことについてどう思いますか?
「表記を気にする」より大切なことは、人に対してどう接するかだと思います。
障害、障がいの表記を議論していても、実際に障害のある人に対して支援ができていなければ何の意味もないです。
ちなみに、私は「障害」と書いていますが、なぜといわれても特に理由はありません。正直、どっちでもいいので直せと言われたら直すかもしれません。
そんなことよりも、
「この人は何に困っているんだろう?」
「図を描いて説明した方が伝わりやすいかな?」
「色の識別が難しいみたいだから、形や数字で仲間分けを提示しようかな?」
などと、相手に対しての接し方を考え、行動しています。これは、障害のある人に対してもない人に対しても同じように大切にしている考え方です。
同じような考えをもつ人が、特別支援学校に限らず世の中に増えてくれればなと思っています。
※相手に対する気配りはディズニーリゾートに行くと楽しく学べます
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