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最終出勤日に会社の前で写真を撮らない代わりに書くnote

本日はキャスターの最終出勤日です。
3年という数字が長いのか短いのか、微妙な感じではあるものの、産後暫くを過ごした期間と考えると、なかなか濃ゆい時間だったなと少し感慨深い想いです。
今迄であれば、お礼のお菓子を配りながら挨拶をし、最後は会社の前で記念写真を撮って最終出勤の儀式終了!だったのですが、リモートワークの場合はそうもいかない。ふむ、どうやってお世話になった方々にお礼を伝えるべきかとなったときに、弊社の場合はnoteかTwitterになるんだよな〜となり、自らの振り返りと称してつらつら書き連ねていこうと思います。

もしかしたら長くなりそうなので伝えたいことだけ先に書いておきます。
「ありがとうございました!」

やりがいなんていらなかったわ

息子の喘息(今は大分元気)や自身の体力、家族との時間を鑑みて
はじめて働き方ファーストで選択した職場だったこともあり、
入社前後は今までの仕事選びと違って、やりたいことや会社・事業に対しての強い共感がないことに、謎に罪悪感を頂いていたことを思い出します。

結論、これは大した問題ではなかったです。
仕事を選ぶ動機なんて時期毎に代わって当然だし、その動機が高尚(と認識されがち)なものであろうとなかろうと関係ないし、目の前のことに対して出来ることを考えて、仲間と一緒に地道に片付けていくのはどの仕事もおんなじで、やっていくうちに自分なりのやりがい…と書くと重いけど「楽しい!」の気持ちは自ずと見つかっていくんだということを身を以て感じられたのは貴重な体験でした。

みんな!やりがいとか志望動機がないことに悩まなくったって平気だよ!!!お金とかワークライフバランスで仕事選んだって平気だよ!!

とは言えど、はじめてのフルリモート・フルフレックス

今までが五感をフルに使って熱量や想いで突破!みたいなコミュニケーションスタイルで凌いできたこともあり、最初は戸惑いもありました。
感情先行にならないよう(まだなるけれど)、一呼吸おいてテキストでことばを尽くして伝える努力をこのタイミングで出来たことは大きな収穫だったと思います。誰がみても分かることばってすごくすごく大事。

場所だったり時間だったりの制限がない働き方が故に、物理的に会うことのない人や志向?もはや嗜好?の違いから、これまでだったら交錯しなかったかもなという人と一緒に働けたこともとても楽しかったです。
働く人の枠が拡がった分、正直苦戦することもあったけれど、自分の狭い枠もすこーしだけ拡がった気がしています。多様性はPCの中にありましたわ。

対面で膝を突き合わせて話すことが出来ない分、会社に人間関係を求めるのは諦める期間にしようと思っていたのだけど、良い意味で裏切られました。オンラインでも良質な人間関係築けるよ。友達だってできるよ!3年前のわたし、浅はかだったな!!
結果的に事業部内/外・在職組/卒業組問わず、好きだな〜素敵だな〜と思う人がたくさん出来たのは本当に嬉しかったし、なんならオフラインでもむちゃくちゃ遊んだのは人間の妙を感じていいなあと思います。
境界線の曖昧さが作った新しい人間関係でした。

結局、肝はひとだった

プライベート面では結構しんどい時期もあった3年間でした。
メンタルがブレブレになることもあったのだけど、なんで乗り越えられたかと思うとやっぱり人だよなあと振り返っています。

所属していたReworkerチームは華々しさはないものの(失礼)、当たり前のことを当たり前にすること、もっと言うと、各人異なる当たり前の基準を擦り合わせるためのことばを疎かにせず、コトにもヒトにも真摯に丁寧に向き合う人達ばかりだったので仕事の進め方(というか人としてのスタンス)は勉強になったし、とても居心地が良かったです。誰と働くかってわたしにとってはすごく大事なことなんだなあと再認識する日々でした。
チームメイトとしてバリューを出せたかと思い返すと悔しいかな及第点にはいかないなと思うし、少人数のチーム構成の中に自分が居てしまうことでサービスの歩みの阻害になってしまっているなと地味に悩みましたが、あたたかい気持ちで向き合ってくれたみなさんには感謝とリスペクトしかないです。ここでないと3年もいられなかっただろうなあ。コロナが去ったら遠征して会いにいきたい。Reworkerチームみんな遠いんだよ。物理的には。

bosyuチームの人たちは近くて遠い存在だなあと思っていたのだけど、
お話するとホスピタリティと個性が溢れる人たちばかりだったし、
Slack越しに垣間見えるプロダクトとそこに関係する人たちへの誠意が本当にすごくすごく好きでした。もっと大きな声で好きと言えばよかった。好きです。bosyu/bosyuJobsが出来ていく過程をこっそり見ていて、温度のある、愛されるプロダクトは、温度のある、愛に溢れる人間たちから出来あがるんだなあとこれまた勝手に嬉しくなっていました。好きです。
(だけど一番好きなのはレジュメエ)

在宅派遣の人たちはなぜか同志みたいな感覚だし、Reworkerチームにはない動物園みたいな感じが見ているだけでにこにこしちゃう。好き。すごい短文だけどきっと好きなことは伝わってるからいいでしょう。好きです。

ここを纏め上げてる事業部サポートも、このチーム5年前からあったよね?と勘違いするくらいの安定感がすごかったです。某シュボーさんなどを見ていると、今度生まれかわったらこういう仕事が出来る人間になりたいと思います。やるべきことをきっちりやるのは大前提で、そのうえで業務と気持ちの+αのフォローを万人に出来るってすごいですよね。生まれ変わってる場合じゃないから明日からできるように意識する。

そこのボス(とは未だに呼べないけれど)に石倉さんがドンと構えていて、基本はメンバーの自主性を尊重しながらアクセルを踏むときにはぐいっと助けてくださること、本当に心強かったです。
(私が見えている範囲だけでも)阿呆みたいな仕事量なのに阿呆みたいな速さで助けてくれて、この人は何者なんだろうと半ば恐ろしくもありましたが、距離感がちょうどよくてとても好きでした。何度か勇気を出して好きと言ったものの、軽くあしらわれてしまったけど好きです。カラオケ行けてないのが心残りなので、今度クリスマスキャロルでも一緒に歌ってほしいです。

これから

働き方ファーストで選んだ職場で思いの外、ぬくぬくと温かな時間を過ごさせてもらったことで、期間中に息子の喘息も安定し、別軸で家族や自分との向き合い方を考える余白が出来てきました。こどもの年齢や自分の気力を考えたときに、本来的に関心が高かった分野に再度身を投じてみるのは今だ!と思ったので、次は障害をもった方々を対象とした職業紹介事業を主とする会社で働こうと思っています。
しばらくは暇人期間を挟むのでコロナ禍ですがオンラインででも遊んでほしいです。このままでは2月は廃人になります。

改めてみなさま、大変お世話になりました!
またどこかで一緒にお仕事できる日を夢見て頑張りたいと思います!!

追伸①:大好きなReworkerが本日リニューアルしています。
リモートワークで転職と言えば「Reworker」と想起してもらえるエージェントになるべく精進していますので、「次に転職をするならリモートがいいな」と思っている方は是非ご登録を!

追伸②:寂しいのでここで絡んでください。
    友達になれる日を待っています。


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