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私はフィクションに時代が追い付く過程を体験しているのかもしれない。

若い人にはおそらく馴染みが無く
存在を知られてすらいないかもしれない「攻殻機動隊」という
昔の作品があります。

軽く調べてみたところ、作品の初出は30年程前だそうです。

その作品内では、現実と仮想空間でのやり取りが行われています。

ネットワークは今以上に発達し、人間やアンドロイドそしてサイボーグまで
色々出てくる作品です。

マイクロマシンを使用した義体の人間も出てきます。

作中では義体を機械に接続してネットワークへ直接侵入するような
描写もあったりしましたね。

時を戻して現代。

インターネットもかなり普及した時代になりました。

配信者界隈でもVTuberが少しずつ一般的になり
メタバースという凄い技術も出てきました。

メタバースの中ではなりたい自分の姿になり
様々な交流だけでなく、聞いた話によると商売も成り立ちつつあるようですね。

そして今年初頭だったかと思いますが
人間の脳に直接チップを埋め込み、ネットワークへアクセスするという
まるで漫画のような技術の実験を行おうとしているらしい記事が
SNSに流れてきたりしていました。

これが実際に行われ、技術が進歩して一般的になったら
まさに「攻殻機動隊」の世界へと近づくかもしれません。

ちなみにこの作品の舞台は「2029年」だそうです。

つまり後「5年後」という事ですね。

作中では既に一般的になっていたように見えたので
実際にはそれよりも前に技術の開発が行われていたのでしょう。

もしかしたら私含め皆さんも一緒に
「フィクションに時代が追い付く過程」を
体験し見ているのかもしれませんね。

果たしてその世界は本当に来るのか?
もし来たらそれはどんな世界なのか?

期待するべきなのか不安を抱くべきなのか。
それすら今はまだわかりません。

ただわかっている事は、30年前の作品に近づきつつあるという事。

時の流れは早いとは聞きますが、たったの30年で既にここまで来ている。

皆さんも漫画やアニメを見る事があるかと思います。
中にはそれっぽく見えるけど、ぶっ飛びすぎてない作品もありますね。

もしかしたら皆さんの将来に関係する
「時代を先読みする為のヒント」が
そういった作品に隠されている可能性もありますよ。

所詮漫画。
所詮アニメ。
所詮ゲーム。

そういった考え方のままだと将来時代に取り残されるかもしれませんね。

生きる為のヒントは意外なとこにあるのかも?

私も完全に取り残されないよう、注意していきたいものです。

…既に必死にしがみついている気がしないでもないですが。

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