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新サービス「MachiTag」リリースに伴って、背景や思想などなど

この一年くらいずっと準備してきた「MachiTag」がついにサービスリリースとなりました。構想を描き、テスト版を作るも一から作り直すことにし、メイン使用ユーザーの設定や入れる情報の検討を何度も繰り返し・・・

本当に、「やっとだ・・・」と思うし、サービスが出るまでは”何者でもない”状態が続くわけで、浪人時代を思い出しました。いろんな人と会っても見せられるものがないから「どんな事業をやってるんですか?」にも回答できず。いや、するんですけど結局リリース前なので中々伝わらない部分もあり。

年明けに会社を登記してからは、徐々にサポートいただける人たちも増えてきたし、だんだん形になっていくサービスを日々自分自身が一番楽しみにしてきました。

今、ここで、「行きたい」が見つかる ソーシャル場所探しプラットフォーム「MachiTag」

よく聞かれることもあるので、このサービスに対しての考えとか背景も書きたいと思います。

<なぜやるの?どうして思いついたの?>

1、自分自身、検索サイトで場所探しをするものの、本当に行きたい定性的な要素では探しきれないストレスがあった

2、前職ぱどで、集客に困っているお店がたくさんあることを改めて実感し、なんとかしたいと思った(自分の父親が飲食店をやっていたこともあり、その辺りはより強く)

3、そんな中で、奥さんがInstagramを使ってお店探しをしているのを見る。でもそこからまた店名で検索して、ということをしているのを見たとき、ハッシュタグと現在地の組み合わせで最適な情報を提供できたら、ユーザーは助かるのでは?と思いつく。

<ビジネスモデルは?>

大きくは、toCとtoBで考えています。toCでは機能追加などでのプレミアムユーザー課金モデル、toBでは自治体やメーカー・チェーン店さんなどとの管理画面解放やキャンペーン実施など。
僕のこだわりで、今後ずっと、画面に広告は出ないし、お金を出したスポットが優先上位表示なんかもされません。みんなにここは聞かれるし、それが一番マネタイズという面ではスムーズかもしれませんが、僕はやりたくないのでやりません。それがこのサービスのこだわりです。それをやってしまったら、ユーザーにとっても欲しくない情報が出てきてしまう可能性もあるし、お金がない小規模事業をやられているところが苦しむだけ。なので、情報を掲載するのは永久的に無料だし優先表示もありません。このサービスの中では、どんな情報もフラットで、画面を見るユーザーによって変化していくものです。
5月か6月にはユーザー誰でも自由にスポットの追加登録ができるようになります。ぜひお店の人たちにも活用していただきたいです。

<特徴は?>

1、誰でもスポットに対してタグ付けできる

2、複数のタグの組み合わせで絞り込みができる、フォロータグを選択するだけで簡単に絞り込みができる(意外と人は、自分のニーズを言語化できない。つまり検索バーに文字を打つことができない) #ベビーカーOK#完全禁煙 を組み合わせたりももちろん可能

3、タグ*近い順で表示される(この部分は特許申請中です)

4、この手のサービスは地図が最初から表示されますが、奥さんだったり街中で見かける女性のかなりの人が「地図を読めない=自分が地図のどこにいるかよくわからない」という意見を持っていました。ので、メインはリスト型での表示、サブで地図での一覧表示、という優先順位にしました。

5、掲載情報のカテゴリーは、グルメに限らず、シェアリング系サービスやコンビニ、公園、トイレ、お土産屋さん などなど。住所=特定の場所に存在しているスポットであればなんでもOK。坂道でもいいし、道端の桜でも。そんな自由で広がりのあるサービスです。

6、評価やレビューといった要素は除外。情報はフラット。タグという個性でマッチングすることを目指す。

<今後の展開は?>

・日本全国での展開(日本国内250万スポットの掲載)

・海外への展開

・多言語対応

・ユーザーごとへのタグレコメンドを充実。属性だけでなく、位置、時間、季節などによって変動させ、”探さなくていい”状態を作る

<このサービスによって実現したいことは?>

個性でユーザーとスポットがマッチングされ、結果的にたくさんの個性が評価され、生み出されていく。そんな世界にしたいです。インターネットで探せない情報をソーシャルの力で可視化し、それが評価されることでリアルな街づくり、店作りに反映される。例えば、特定のタグでの集客ができるとわかれば対応できるお店が増えるでしょう。色々な人が暮らしやすく楽しめる街や店が増えていったらいいな、と思っています。

みたいな感じです。追加機能とか色々検討していることはあるので、その辺りは順次リリースしていければと思います。どこまでもユーザファースト(これはいわゆる探すユーザー&きて欲しいユーザー(=お店とか)の両方)を突き詰めて、寄り添い続けるサービスにしたいと思います。

リリースに伴っていくつかメディアでも掲載いただいたのでご紹介。

とはいえ、ここからが本当の本番。素晴らしい人たちに支えられていることは、自信を持って言えます。みんなで頑張っていきますので、是非ともMachiTagを応援よろしくお願いいたします。

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