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時の速さとともに、変わった自分。


看護師資格をとり、病院勤務からスタートし、
保育園やら転々とした末に、たどり着いた今の職場。

今の職場に辿り着き、今日7/21で丸2年。


歳を重ねると時間の経過が早いと聞いていたが
本当に早くて、気付いたら2年経ってた。
(日々色んなことが起こり目まぐるしい毎日だからなおのことか…)


そんな2年間、あっという間だったけど
転職して出会った上司は熱く、そして私を変えてくれた。

昔なら人の後ろに隠れ、怒られないようにコソコソ、コツコツと他人の失敗を学びにして、目立たないよう、過ごしていた。
下手に手出しとかもしない。
看護師のくせに、状態悪い人に向き合おうとしない。
…向き合ってる風に見せてやり過ごしてた。
家族とも話しないように、面会があれば何なら避けてた。

そんな人生だったけど、この上司との出会いは
私の奥底にある熱いものを表面化することを
言語化することを恥ずかしくないと変わらせてくれた。
そして、向き合う勇気と覚悟をくれた。

もっともっと、目の前の人に全力注いで
残された人生が年単位か、日単位か分からないけど
笑顔で過ごせるようにしたいし、家族が後悔ないよう
お手伝いしたい!!最期の時はなおのこと!

施設で最期を過ごす方も少なくない。
寝たきり時間が増えると、昔なら私も向き合うことを避けてただろう…何なら1年前もまだ私は避ける側の人間でいた。
(関わることで何かあったら怖いからだ。)
怖いから観察とかは良くするから、尚のこと変化に気づた気もするのに、自信がなくて、見過ごしたふりをしたこともあった。
食事介助とかも怖くて上手く避けていた。
ケアにも忙しいふりして参加しなかった。

けど、やらなかった時の後悔は大きい。
向き合える時間の楽しさを感じ始めた。
(8年目にしてやっとかよ)
そして向き合うことで経験は積まれる。
向き合わずに亡くなった後、行っとけば良かったと思う悔しさ。

最期の瞬間まで、清潔で、穏やかな顔で、
穏やかな時間を過ごして欲しい。

できることが少なくたって、自分のできることをやればいい。
ケアできなくたって、顔見に行って声かけるだけでも、
変化に気づけるように観察するだけでも、、、
何だって良いから向き合うことから始める施設にしたい。

必要なら時(おむつ交換とか)しか行かない、それしかやらない現状に悲しくなりながらも、自分もそちら側の人間だったからこそ、、自分からまず動く!


兎にも角にも、明日は足浴するぞ!

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